【飛躍のヒント】「どう見られるか」より「どう見るか」

坂本夏子です。

人からどのように見られるか?
どのように言われるか?

これを気にしてしまうお悩みを
ちょくちょくお受けします。

それに対し、今朝、
ひとつの答えを見つけ、
うなりました。

それをシェアします。

朝日新聞に、毎週土曜日
「悩みのるつぼ」という
コーナーがあります。

読者から寄せられる
人生のお悩みに、
「先生」たちが交代で
回答するのです。

今日のお悩みは、
20代の女性からで、

見知らぬ人から
よく「○○と言われる」
ということでした。

回答の主は、
政治学者の姜 尚中さん。

姜さんのことばです。

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あなたが「らしさ」の
軛(くびき)から脱して、
人からどう見られているかより、
人をどう見るかに
自分の立ち位置を
置き換えられた時、

あなたの悩みの多くは
なくなっていくのでは
ないでしょうか。

私があなたに言いたいこと、
それは
「見られる女」から
「見る女」に、

「言い寄られる女」から
「言い寄る女」に、

「愛される女」から
「愛する女」に

なって欲しいということです。

その嚆矢(こうし)とも言える
女性像を、

文豪・夏目漱石は遺作となった
『明暗』の主人公の妻・お延に
こんな風に語らせています。

「誰でも構わないのよ。
ただ自分でこうと思い込んだ人を
愛するのよ。
そうして是非その人に
自分を愛させるのよ」と。

何と惚れ惚れするセリフじゃ
ありませんか。
あなたもそうあって欲しいと
思います。

そうすれば、悩みは悩みで
なくなっているはずです。

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どうですか?

さすが、姜さん、

軛(くびき)だの
嚆矢(こうし)だの
そんな日本語、初耳、という
難しいことばを使ってますが、

メッセージは明快ですね。

肚に落ちることばに
感じ入りました。

相手がどうかはどうでもいい。

自分が相手をどう見るか。
そして自分が相手に何をするか。

これってまさに、

<反映分析型><外的基準型>

がセットになった
「どつぼパターン」から、

<主体行動型><内的基準型>
セットになった
「成功パターン」への転換です。

自分の人生を、
主体的に歩むパターンへの
転換です。

で、今日、このメールが
あなたに届くころには、

2回目のオンライン放談サロン:
美智子さまと雅子さま

が終了しているはず。

姜さんの今日のことばにも
つながることを、私は話します。

すごいシンクロ。

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「どう見られるか」より
「どう見るか」

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これは人生の秘訣ですね。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント