【飛躍のヒント】#174 ビビビビ、ありえない!

昨日、「鳥肌もの」のことが
わかったのです。

と、きのうの記事の最後に
書いていました。

続きです。

長年、私が通っていて、すばら
しい会社&チームである美容院の、

すばらしさの謎を解き明かそうと
していたところ、

その会社の美容師で、副社長に
までなった方が、人材育成の根幹
をつくり、

それが教育システムの中で、
今でも、受け継がれていると
わかった、

ということろまでお伝えして
いました。

副社長は、だいぶ前に亡くなった
とのこと。

何が鳥肌ものだったかというと、
先週お知らせした、ブータンの
写真展です。

その美容院の現役の美容師で、
教育担当の取締役である方が、
見に来てくださいました。

Oさんです。

Oさんは、亡くなった副社長から
直接指導を受けた、最後の弟子。

なんと、写真展の会場の建物の
上の階に、副社長が住んでいた、
というのです。

そして、副社長の姪で、美容院の
トップスタイリストである方が、
今は住んでいる、と。

坂本さん、ここでやってるん
ですか! ってビックリ
でしたよ~

私もです。

美容師としても教育者としても、
すごい方だったんだろうな、
と思いを馳せていた方が住んで
いた建物で、自分が、写真展を
やっている?!

さらに、会場のブティックは、
簡単にみつかったわけでは
ありません。

共同主催者である織物作家さんが、
目ぼしい場所をあたったけど、
3件、断られ、

4件目にして、ようやく趣旨に
賛同してくださる方を見つけた、
という、思いのこもった場所
だったのです。

その場所は、広島の元安川
(もとやすがわ)と平和公園が
目の前に広がり、原爆ドームも
見える、一等地です。

爆心地に極めて近い場所であり、
もちろん、72年前は、人知を
超えた惨状があった場所です。

そして、そのエリアと、と私の
つながりが、実はあるのです。

私は、子どもの頃、図画工作や
美術の成績が芳しくなく、特に
絵は、5点満点の2点ばかりを
取っていました。

中学の修学旅行が広島・山口で、
旅行から帰った直後の美術の
課題が、

「修学旅行をテーマにした
エッチング」でした。

金属の板に、キリのような、
先のとがった道具で、絵を描く
のです。

私は、買い求めた絵葉書の写真を
見ながら、平和公園と原爆ドーム
の絵を描いたところ、

4だか5だか、私としては
生涯最高の、美術の点をとり
ました。

広島には、何の縁もなく、単に、
就職先が広島だった、という理由
でやってきて、居ついてしまった
のですが、その時のエッチング
だけは、私と広島の縁かも、と、

長いこと、自分で思っていました。

というわけで、今回の写真展の
場所は、私にとって、不思議な
何かが交錯する、意味深い場所
なのです。

これは一体、何なのか?

縁。
シンクロニシティ。
セレンディピティ。
集合無意識。
量子力学。
引き寄せ。
未来からの記憶。
必然。
意味なんてない、ただの偶然。

解釈の仕方は、いろいろ
あるでしょう。

でも、どうせだったら、自分が
新たなエネルギーを得る解釈で
いくのがいいよね、と思って
います。

こんなことが、あなたに
起こったら、あなたは、
どの解釈を選びますか?

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォメーショナル・
コーチ®