【飛躍のヒント】#12 よからぬ企て

じーちゃん話、第二弾。

祖父は甘いものが好きでした。

よく、家には、もらいもののお菓子がありました。

私は、甘いものには興味なし。 例えば、どら焼きなら、外側は食べても、あんこはいらない、みたいな。

ある時、箱入りのお饅頭がありました。 中がしっかりした、白あんのもの。

母が、よからぬことを企てます。

1)お饅頭の、外側だけ食べて、あんこを残し、
2)それを再び、包み紙に包みなおし、
3)箱に戻す

これがアイデア。

実行犯は私。

やりました。 箱の右隅のお饅頭一つを取って。

ほどなく、祖父がひっかかりました。

真新しいおまんじゅうだと思って、箱から取り出して、包み紙を開けたら、あんこだけの奇妙なものが、出てきたわけです。

祖父の名は、タメゴロウ。

母の名は、ヒロコ。

怒ったタメゴロウが言いました。

誰かー!!、こげなこつばしたとは?!
(誰だ! こんなことをしたのは?)

ナツコかー?!
ヒロコかー?!

ヒロコが答えました。

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ヒロコが教えて、 ナツコがしたー!!
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楽しかったです^^

私は最近、人生の醍醐味は、誰かと一緒に何かを企てて、目的を達することかも、と思っています。

その時、私にとって大切なのは、役割分担があって、それぞれが責任を持つってこと。

ただ集団でやるのは、つまらないのです。

人と組んで、何かを企て、目的を達成し、そして楽しむ。

8歳くらいの私の、チームワーク、原体験でした。

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坂本 夏子