じーちゃん話、第二弾。
祖父は甘いものが好きでした。
よく、家には、もらいもののお菓子がありました。
私は、甘いものには興味なし。 例えば、どら焼きなら、外側は食べても、あんこはいらない、みたいな。
ある時、箱入りのお饅頭がありました。 中がしっかりした、白あんのもの。
母が、よからぬことを企てます。
1)お饅頭の、外側だけ食べて、あんこを残し、
2)それを再び、包み紙に包みなおし、
3)箱に戻す
これがアイデア。
実行犯は私。
やりました。 箱の右隅のお饅頭一つを取って。
ほどなく、祖父がひっかかりました。
真新しいおまんじゅうだと思って、箱から取り出して、包み紙を開けたら、あんこだけの奇妙なものが、出てきたわけです。
祖父の名は、タメゴロウ。
母の名は、ヒロコ。
怒ったタメゴロウが言いました。
誰かー!!、こげなこつばしたとは?!
(誰だ! こんなことをしたのは?)
ナツコかー?!
ヒロコかー?!
ヒロコが答えました。
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ヒロコが教えて、 ナツコがしたー!!
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楽しかったです^^
私は最近、人生の醍醐味は、誰かと一緒に何かを企てて、目的を達することかも、と思っています。
その時、私にとって大切なのは、役割分担があって、それぞれが責任を持つってこと。
ただ集団でやるのは、つまらないのです。
人と組んで、何かを企て、目的を達成し、そして楽しむ。
8歳くらいの私の、チームワーク、原体験でした。
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マスターコンサルタント
坂本 夏子