【飛躍のヒント】友の死

坂本夏子です。

私は昔、千葉市民でした。

小学校1年の10月までを
過ごしました。

住んでいたのは県営住宅で、
鉄筋コンクリートの団地でした。

昭和30年代から40年代にかけての、
日本の高度経済成長まっさかりの頃で、

団地には、親も子供も同世代の
若い家族がたくさんいました。

どの子も互いの家を行き来する、
日本中にたくさんあったであろう
暮らしです。

当時、ご近所だったおうちで、
唯一、今でも親交のあるおうちの
「おばちゃん」の訃報を、
今朝、母から受けとりました。

亡くなったのは昨夜だったとのこと。
母より4つ上の91歳です。

母にとって、
大人になってから知り合った友人で、
間違いなく、
最も長く付き合いを続けてきた人
だと思います。

60年以上です。

「悲しい」と。

そりゃそうですよね。

そして、しみじみと、
こう言っていました↓↓↓

===========

あのおばちゃんだけは、
信用できた。

===========

「あー、そこだったんだ~。
つながりを続けてきたのは」

と、ジーンとしました。

それを、そこのおうちの
二人姉妹に私が電話で伝えると、
喜んでくれました。

その信頼の気持ちは、
おばちゃんから母に対しても
あったのだと思います。

とてもありがたいことです。
私は電話で、
ちょっと泣いちゃいました。

その信頼関係が
どのようなものであったか、
母は多くを語りませんが、
その一言に母の人生も
つまっているのでしょう。

おばちゃん、長い間、ありがとう。

人生を一生懸命生きてきた、
二人のおばちゃんの物語でした。

あなたにも、
信頼し合って長く続けてきた、
誰かとの関係があると思います。

それを、
これからも続けていってください。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®

#469

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