【飛躍のヒント】クローゼットのパイプ

坂本夏子です。

今日、自宅で着替えながら、
クローゼットのパイプを
何気なく眺めていたら、なんだか、
変なのです。

目の高さの位置に棚板があって、
その下に金属のパイプが通っています。

そこにハンガーでダーっと服が
かかっていますが、そのパイプが、
床から見て斜めになっているのです。

まともなら、
床と平行にパイプがまっすぐ
通っているのに、右から左に
下がっています。

ん?

何これ?
家は傾いてないよね?
えっ、錯覚?

メジャーを持ってきて、
床からパイプまでの高さを測ると、
パイプの左が、右より数センチ
下がっています。

そんなことに気づいたのは初めてで、
よく見てみると、棚板がそもそも、
左に行くにつれ、下がっています。

ようやく状況が飲み込めました。

かかっている洋服の重みに
棚が耐えかねて、落ちてきて
いたのです。

特に、パイプの左半分に、
昔の洋服をビッチリ詰めてかけていて、
そこは普段、クローゼットの
扉に隠れて、目に入りません。

これは危ない!
このままだと棚板ごと落ちる。

直ちに左半分の洋服を
すべて取り出しました。

うーん。ビックリ。
20代、30代の頃の服がどっさり。

引っ越しその他のきっかけで、
不要なものは処分したりも
したはずなのに、

まだこんなにあったか、
という感じでした。

確かに、これ、着てたよね~

でも、どうみても、もはや不要だわ。

で、思ったんですね。
これは洋服の断捨離を
本格的にせよというサインだな、と。

棚板ごと落ちる前に気づいて
よかったと。

この10年、
いわゆる人生の棚卸しはせっせと
やってきて、今も続けていますが、
モノは後回しにしていました。

モノであれ、経験であれ、
デキゴトであれ、感情であれ、
フタをして見ないようにしていた
ものはありませんか?

もし今、思いがけなく時間があるなら、
それを表に出すいい機会かも
しれません。

そしてリフレッシュして、
2か月後か、半年後か、
1年と3日後なのかはわかりませんが、
必ず来る、新たな日々を迎えるのです。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

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