前回に続き、20年前の私の、 失敗談を。
また、上司が出てきますが、 一つの会社に長くいると、上司も たくさんいるので、時系列で、 番号をつけることにしました。 ちなみに、一番新しい上司は、 #19。
で、本題です。
社内のお客様の一人に、 G部長という人がいました。別の拠点にいる、 同僚のマネージャーと二人で、 G部長のお相手をしていたのですが、なかなか、難しい方でした。
3人で、ある案件について、 メールで協議をしていたとき、 同僚くんが、私だけに宛てて、 G部長のことを、ネガティブにコメントしたことがありました。
そのコメントがついたメールへの返事を、わたしは、間違えて、 G部長に送ってしまったのです。
そのあとは、修・羅・場
私はまず、同僚くんに、誠心誠意 お詫びをし、次に、上司#8に、 電話で報告。
その時の上司の第一声が、これでした。
小さい、低く、ドスの 効いた声で、
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バカヤロウ
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このことばを聞いて、私は、ほっとしました。
なぜならば、そのくらいのことを 言われて当然な、大チョンボをしでかしたからです。
自分の行為の度合いと、上司の反応の度合いが、ドンピシャ、一致してたから。
これがもし、上司が、「ここからどう挽回するかだな」 のように、いきなり、未来に話を 飛ばしたり、
「こういうことは、誰だって 一度や二度、経験するよな」的な 傍観者のセリフを言ったとしたら、くさいものに無理にフタをしてる感を感じ取り、私は、上司に不信感を 抱いたでしょう。
上司だって、左右の腕だと思っている部下二人が、一緒になって、そんなお粗末な事件を起こしたら、バカヤロウの一つくらい、言いたくなりますよね。
その感情を、本人に向かって吐き出した後でないと、建設的な行動に、気持ちが向かわないでしょう。
なので、なので、
世界中の上司の皆さん、
部下が、本当に、とんでもないことを しでかしたら、正直に、 堂々と、一発、何か、言いましょう。
そこから、一緒に、飛躍してください。
ただし、自己責任でね (^-^ )
次回は、この修羅場を、どう切り抜けたかの、秘話を。
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マスター・コンサルタント
坂本夏子