お約束の、前回の続きです。
社内のお客様に対する、 同僚のネガディブコメントの入ったメールを、そのコメントの 対象だったG部長に、私が、誤って 送ってしまった、という話。
その後の修羅場を、どう、乗り切ったか?
G部長の怒りは、終始、よからぬパスを私に出した、 同僚くんに、むいていました。
受け取ったパスを、とんでもない 方向にシュートしてしまった 私ではなく。
同僚くんが、何を、どう、 お詫びしても、おさまりません。
まあ、それも無理はないとしても、 私たち、やらかしチームと、上司#8からすると、「怒りの程度と、長引き度合いが、 コメントの内容に比べて、強すぎる」 とも感じていました。
どうしょう?
たまたまですが、 G部長は、オーストラリアから 日本に赴任していた人でした。
上司#8の秘策はこれでした。 「オーストラリア人のことは、 オーストラリア人に聞こう」
確かに。
自分たちだけで、煮詰まるより、 焦げつかないうちに、客観的な 第三者の視点をとりいれる。。。
当時、私たち日本チームを オーストラリアからサポートしていた 人事部の人がいたので、その人に 助けを求めました。
彼から出たブレークスルーの ことばがこれです。
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撤回する、と言ってみたら?
How about telling him you withdraw what you’ve said?
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早速、 同僚くんが、撤回する、と言いました。
それで収まりました。
そういう解決策も、あるんだ〜!
しょっちゅう使える技ではないけど、 ここぞ、というときは、ありなようです。
相手も、撤回する、と言われれば、 怒りの拳をおろして、穴から抜け出す理由が見つかるのかもしれません。
相手を救う、はしご?
ブレークスルー・コーチ
LAB Profile®
マスターコンサルタント
坂本夏子