【飛躍のヒント】逆張り戦法

坂本夏子です。

昨日のメルマガは読みましたか?

悪い知らせを伝える極意

と題して、

The Bad News Formula (c)
悪いニュースのための公式

をお伝えしました。

伝え方を悩んでしまう
”悪いニュース” を、ハッキリと、
でもポジティブに伝える極意です。

考案者は私の LABプロファイルの
師匠、Shelle Rose Charbet 。
(シェリー・ローズ・シャーベイ)

おさらいすると、コレでした↓↓

悪いニュースを一つ、ハッキリ伝え、
そのあと、
良いニュースを、三つ、伝えます。

その時、ニュースを一つずつ
伝えることと、接続詞がポイントです。

こんな流れです。

==========

悪いニュース(はっきりと)

しかし

良いニュース・その1

そして

良いニュース・その2

そして

良いニュース・その3

=============

この公式のメリットは、
伝える側にとっては、

1)悪いニュースを、
ハッキリと伝えることができる。
(無理にやわらげる必要がない)

2)ポジティブな印象を
残すことができる
(悪いままで終わらずに済む)

ですね。

そして、受け取る側のメリットは、

1)知る必要のあることを、
確実に知ることができる
(勝手な “誤解” が防げる)

2)前向きに受け止めることができる
(悪いなりに前進できる)

ですね。

で、そのあと、思ったのです。

これって、
悪いニュースを受け取った時にも
使えるのではないかと。

というのは、

現実のコミュニケーションでは、
発信者の発信力が高いとは
限らないですよね。

工夫して発信してくれれば
受け取りはラクですが、
そうとは限りません。

悪意はなくても、
工夫されていない発信を受け取ると、
まるでドッジボールのボールを
ぶつけられたのか、
と感じるようなことって、
あると思うのです。

そんな時に、へこんで終わるのか?

それとも、自分で立ちあがるのか?

これって大事な分かれ道。

自分で立ち上がるには、
Bad News Formula を使って、
受け取った(と自分が解釈した)
メッセージを組み替えればよいと
気づきました。

やり方はシンプルで、
受け取ったメッセージに潜む、
”良い点” を、三つ、自分で見つけます。

あとは、Bad News Formula に従って、
新しいメッセージを組み立てるだけ。

こんな感じです。

=============================

受け取った悪いニュースが何かを
明確にする。

しかし、
良い点・その1

そして、
良い点・その2

そして
良い点・その3

=============================

どうでしょうか?

名付けて、
逆張りの Bad News Formula

自分で自分をコーチングする術として、
使えそうなので、ご紹介しました。

よろしかったら試してみてください。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント