昨日は、美しく行きましたが、今日は、少々、ブラックに。
山手線の電車の中で、今年、夏の終わりに見つけ、ひとり、おおウケしたコピー
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怒ったら負け
黙ったらボロ負け
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そうだったのか!
実践してしまいました。
こないだ、会社の会議で、社内顧客という名の同僚が、会社の制度には反するけど、どうでもいい小さなことに、大げさな提案をしてきました。 (すべて、私の解釈 ですよ~)
アプローチの選択肢は三つありました。
1.小さいことなので、目をつぶって Yes と言う。
2. 内容が、例外としての許容範囲を超えているので、事の大小にかかわらず、筋を通してNo という。
3. 素直に相手に耳を傾け、一緒に第三案を探る。
どれで行くか迷いましたが、結論は#2の No でした。
「ビジネスにインパクトを与えないことに、そもそも時間を使わない」という、より上位の判断基準に従いました。
ただ、相手と話をしながら、
会社がなくなるこの期に及んで、なぜ、こんなことにいつまでもこだわるの?手放そうよ
という気持ちが強かったので、カッカ来てしまいました。
怒ったら負け、と自分に言い聞かせてる最中に、向こうが、「まあ、少し頭を冷やして」 なんていうわけです。
見事、私の地雷を踏んでくれました。 もはや止まりません。ぶっ放し。
実は、相手側には、人事の観点からいうと、見過ごすことのできない、大きな穴があったのです。その穴をつつきました。
向こうは気づいていませんでした。(たぶん)
すべての議論は、そこをきちんと埋めてから。
でないと、私は、責任が取れないし、会社に対して、自分の仕事をしたことにならない。
結果、提案は消えました。
怒ったのは負けでした。
でも、ボロ負けせずに、よかったです。
こういうやり方は、 いつも使うと、人生を誤るでしょう。
でも、自分の球種の一つとして持っておいて、ここぞ、という時に、自分でリスクをとって使うには、ありだなと思いました。
自分を解放。
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マスターコンサルタント
坂本 夏子