坂本夏子です。
あなたは仕事をしていて、
あるいは、日々マジメに生きる中で、
やることの優先順位をつけますか?
優先順位付けで悩んだり、
重要なことが多くて
あふれる経験をする人は
多いようです。
最近、
仕事部屋の本棚を片付けていて、
昔の “ラーニングノート” を
パラパラとめくっていたのです。
ラーニングノートとは、
セミナーに出て学んだことを
書きとった私のメモ。
すると、このフレーズで、
目が釘付けになりました。
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効果的なマネージャーは
最も大切なことを先に行い、
二番目に重要なことを放置する。
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ことばの主は、かの有名な
アメリカの経営学者、
ピーター・ドラッカーさん。
これを知った場面は
「7つの習慣」のセミナー。
7つの習慣は、
20世紀のビジネス界に
最も影響を与えた本の一つと
される本で、
そこで提唱されている7項目は、
普遍的な人生の原則ですね。
著者はスティーブン・R・コヴィー博士。
ドラッカー氏の名言を
教えてくれたのは、
ジェームス・スキナーさん。
日本に7つの習慣を広めた張本人です。
つまり、このことばは、
ピーター・ドラッカー x
スティーブン・R・コヴィー x
ジェームス・スキナー
という、
権威性バッチリの文脈の中で
私が書き留めたことばだったのです。
私がこれを聞いたのは、
7つの習慣の三番目の
「重要事項を優先する」の中でした。
このことばのポイントは、
最も大切なことを先に行った上で、
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2番目に重要なことを放置する
~~~~~~~~~~~~~~~
ですよね。
優先順位をつけるポイントは、
順番をつけて、順番通り
やっていくことではなくて、
最重要のただ一つのことだけを
やることだったのです。
当時の私は、会社で、毎日、
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、
と、大事なことであふれていました。
なのでハッとして、
このことばを書き留めたのでしょう。
で、久しぶりに、このメモを見て、
どうすれば、Top 1 だけをやって、
2番目以下を放置することが
できるか?
と、問いかけました。
実際のところ、
やることはたくさんあるわけです。
いくらそれを
”やらなきゃ” の ” have to ” ではなく、
“やりたい” の ” want to ” で
満たそうとしても、
アイテムの数は、たくさんに
なってしまいます。
出した答えは
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抽象化する
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例えば、
前回のメルマガ
でお伝えした、我が家のリフォーム。
2017 年に始めたけど
頓挫していたプロジェクトが、
リフォーム箇所を必須の4か所に
絞ると決めたことで、
進んだという話です。
頓挫の原因は、
水回りのみならず、
和室も、洋室も、とか、
自分にとって必須のことも
流行の仕様も両方、などと
望みを多くしすぎたこと
だったのです。
その状態から、
「今の自分にとって最優先のこと」
という抽象化した Top 1 の
基準を作ることで、
すんなり決断をしました。
不思議なくらい、
スーっと動きだしたので、
自分でも面白かったです。
あなたがもし、
優先順位で悩むことがあったら、
抽象化した Top 1 を決め、
それに直結することだけをやり、
あとはやらない、
という戦略をおススメします。
ちなみに、
7つの習慣とはこれです。
1.主体性を発揮する
2.目的を持って始める
3.重要事項を優先する
4.Win-Win を考える
5.理解してから理解される
6.相乗効果を発揮する
7.刃を研ぐ
初めてこのリストを見た瞬間、
目からウロコだったのが、
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5.理解してから理解される
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でした。
それが正しい順番だったのか~!!!
でしたね。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ
人事コンサルタント