【飛躍のヒント】#145 悔しさを届ける

帰国した、サッカー、
日本代表。

記者会見の西野監督の
ことばが、しみいりました。

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あの悔しさは、僕自身
感じたことがない。

倒れこんで背中に感じた
芝生の感触。

見上げた空の、色だか、
感じだか。

それは忘れるな。

ベンチで座ってた選手たちの
あの居心地の悪いベンチの
お尻の下の感触を、忘れるな。

残り30分の自分の判断の
猶予もない中の

おそらくピッチ上にいた
選手たちも

”3点目がいけるんじゃないか”と
思いながら戦っているぐらい
アグレッシブに、

あのベルギーに対して、行った。

だけど、残り30分で
ああいう状況になって、
何も修正できなかった。

あれが世界だと思いますし、
あれに対抗していくのが
これから
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西野監督は、もはや、詩人ですね。

精一杯やって、届かなかった
悔しさを、これだけ、鮮明に
届けることばを持っている。

だから任務が果たせるんだな。

この10日間で、あこがれの
ことばびとが、一人、増えました。

西野さん、ありがとう。

坂本夏子

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