孔子の犯した、最大の間違いは何でしょうか?
論語の孔子です。
今日の話は、これを読んでくれている、向上心と達成意欲が強いあなたには、ウケないかもしれません。でも、結構、真実かな、って思います。
長いこと、私の人生哲学の師匠だった中医がいます。中国伝統の医学である、中医学の医師です。 その中医、H 先生の教え。
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過ぎたるは、なお及ばざるが
ごとし、と孔子は言ったけど、
あれは、孔子の最大の間違い。
過ぎたるは最もいけない。
足りないくらいがちょうどいい。
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孔子は、超過と不足はともに ダメと言ったけど、それは間違い。
超過は最悪で、ちょうどいいバランス(中医学で中庸といい ます)がとれないなら、不足くらいでちょうどいい。
やり過ぎる。 食べ過ぎる。 言い過ぎる。 求め過ぎる。 動き過ぎる。 考え過ぎる。
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いろんな、過ぎる、がありますね。
この話を、職場で、田園調布に家を買った男子に言ったら、感動していました。
曰く、「僕は、もっと、もっとと、いつも上を望んできた。足りないくらいがちょうどいい、なんて、考えてもみなかった」
ちょうどいいバランスの境地には、 私もまだ、到達していなくて、つい、「過ぎたる」になってしまい ます。
でも、一つだけ、足りないくらいがちょうどいい、という感覚をつかんだことがあります。
時間について。
「早めに終える」
時間通りに始めるのは、簡単。でも、時間通りに終えるのが、なななか、難しい。
なぜならば、時間内で終わらないから。つい、やりすぎて、ずるずる行ってしまう。
なので、強引にでも、少し、早めに切り上げるのです。
そして、空いた2-3分の隙間を別のことで埋めようとせず、予定していた次の行動に移るための 移行時間として使うのです。
すると、次の予定が、予定通りに始められます。
そうすると、余裕をもって、自分が動け、結果として予定通りのことが、達成できる、と気づきました。
できるときと、できないときがあります。でも、方向性は、少し手前で終える。
そういう選択肢も、あり?
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坂本 夏子