【飛躍のヒント】自己肯定感と自己有能感の使い分け

坂本夏子です。

昨日のメール「自信を高める王道」で、
こうお伝えしていました。

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自信 = 自己有能感 + 自己決定感

その本質は<内的基準型>

よって、自信を高める王道は、
自分の中に自分の基準を持つこと

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すると、読者さんより
質問を頂戴しました。

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いつも視野を開くメルマガ、
ありがとうございます(*´艸`*)

・自己有能感
・自己決定感

目からウロコでした。
自己肯定感が低いから自信がない、
はよく聞きます。

でも、メルマガの内容のほうが
しっくりきますし、より具体的に
行動する言葉に思えます。

自己肯定感と自己有能感、
ニュアンスはよく似ていると感じますが、
どういう場面で使い分けするの
でしょうか?

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質問ありがとうございます。

自己肯定感と自己有能感の使い分けですね。

私は心理学者ではなく、あくまでも
コーチとしての個人的・実感的な
解釈ですが、

まず、ことばの定義としては、
このようにとらえています。

自己肯定感:
自分のことを自分で肯定する感覚。

自分で自分に「私はOK」と言う
ことですね。

自己有能感:
自分で自分を有能だと認識する感覚。

自分で自分に「私はできる」
と言うことです。

すべてにおいてそうではないかも
しれませんが、
「〇〇の分野では私は有能」なら
その分野で本人は自己有能感を
持っています。

では、
二つの感覚の関係はどうでしょうか?

自己肯定感 > 自己有能感

です。

自己肯定感が土台で、自己有能感が
その上に乗っかる感じですね。

パソコンにたとえれば、
自己肯定感が土台のOSで、
その上に自己有能感という
アプリケーションが載っている
ようなものです。

では、
ご質問の「使い分け」を考えてみます。

人としての存在や本質的な価値に
かかわる時は、私は「自己肯定感」
ということばを使います。

何があろうとなかろうと、
何ができようとできまいと、

親から愛されたとか愛されなかったとか、
兄弟姉妹に比べてどうだとか、
男だとか女だとか、

そんなことはどうでもいい。

自分は自分としてOKだし、
価値ある存在、なわけです。

世の中に唯一無二の、
「どうよ!」な存在なのです。

一方「自己有能感」は
具体的な事柄について、

例えば、仕事、趣味の〇〇、
ビジネス、マーケティング、
人間関係、時間やお金の使い方
などにおいて、

私はできるよね、という感覚を
表現する時に使います。

ものにより、初級者として、
中級者として、上級者として、
という区分けもあるでしょう。

初級のレベルで「有能」に達したら、
進みたければ中級に進めばよく、

最初は苦労するかもしれませんが、
試行錯誤を繰り返しながら、
「有能」に達すればよいのです。

ご質問の答えになっていれば幸いです。

でも、自己肯定感や自己有能感がない、
と感じる人もいます。

そのせいで、
やりたいことがあるのにブレーキが
かかったり、

急にうまくいかなくなったり、
同じ問題を繰り返したり。

私が初めて、お金を払って
プロコーチの力を借りたのは、
そんな時でした。

自己肯定感はそこそこありましたが、
リーダーとして、自分がどうあれば
意図した結果が出せるのかで、
行き詰っていたのです。

リーダーシップにおける
自己有能感が不足していたな~、
と、今はわかります。

自己肯定感と自己有能感、、、

あなたは、今、どのくらいですか?

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント