【飛躍のヒント】#21 ダメだった自分

昨日の投稿で行った、12か条のどれが好きですか?

の問いかけに応えてくださった皆さま、ありがとうございます。

一番人気は、#12 笑え  でした。

楽しく笑うのも、何かを笑い飛ばすのも、どちらもいいですね。

他のものを選ばれた方も、その方のお人柄がしのばれ、ほのぼのといたしました。

ご参加いただき、ありがとうございます。

転勤中の話に戻ります。

2年目は、新しく与えられた仕事で、成果を出せませんでした。

結果自体は、自分の責任として受け止めましたが、その私に対する上司の対応が、受け入れがたいものでした。

これはないだろう?!

屈辱を感じたできごとが、3-4回。

相手は、気づいていない様子。

その気持ちを抱えたままでは、翌年の仕事にもひびくので、上司に話しました。

ミーティングは2時間。

激高したわけではなく、私は、自分の感情にどう折り合いをつければよいのか、そこに苦労していて、そこからの飛躍に、当の本人を必要としたので、その人に目の前にいてもらったようなものでした。

向こうがさすがだったのは、その私に、2時間、付き合ったことです。

そして彼が言ったことばが、これでした。

=========
俺が油断していた
=========

なるほど、と思いました。

彼としては、それ以上でも以下でもない、正直な答えだったのでしょう。

実際、彼はその年、彼自身の新しい仕事に意欲的に取り組んでいるようで、周りに対する注意が低下していたとしても不思議はありません。

自分が油断していた、という真実を述べることが、 私を納得させる、唯一の手段だと、察知したのでしょう。

取りつくろわずに、正直に話す。

上司#8の人間力が現れたできごとでした。

今日は、楽しい物語ではなく、申し訳けありません。

そういう一年もありまして。 次回、続きをいきます。

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坂本 夏子