ヨットの世界大会、
2018ハンザクラス
インターナショナル&ワールド
チャンピオンシップ広島大会、
今日はレース二日目でした。
レースのルールが、少しずつ、
わかってきました。
学んだことは、まず、アウト
プット! ということで、
早速シェアします。
超・初歩のルールです。
レースは、みんなで一斉に
スタートすることで、始まります。
そして、ゴールをめがけて
走ります。
途中に、所定のポイント(ブイ)
がいくつかあり、それを、すべて
回る必要があります。
すべてのブイを回って、ゴール
した順番に、順位が決まります。
さて、他のスポーツだったら、
「ゴールはここ」って、決まって
いますよね。
ところが、ヨットレースでは、
驚くことに、レースの最中に、
ゴールが変わりうるのです。
風の状況等で、変わるのだ
そうです。
レースの最中に、ですよ。
それって、すごいというか
ひどくないですか?!
あっち、と思って走っていたら、
「こっちに変更」と、急に言われ
るわけです。
じゃあ、選手は、どうやって、
ゴールの変更を知るのか?
試合の前に発表される
「レース指示書」に、レースに
ついての詳細が書いてある
そうです。
そして、そこに、ゴール地点が
変更になった場合、どのように
それを伝達するのか、といった
ことも書いてある、とのこと。
主催者の船が、定位置に停泊して
いて、どうも、そこに掲げる旗
などで、伝達するみたいです。
伝達の仕方も、大会によって
変わるので、過去の経験から、
「こんなふうに指示されるはず」
といった思い込みがあると、
痛い目に会うらしいです。
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ゴールは状況に応じ、
変えてよい
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これも、人生訓だな、
と思いました。
一旦、ゴールを決めたら、
変えてはならない、と、つい、
思ってしまいがちなところも
ありますが、ゴールを変える
選択肢もある。
無節操にならず、目的を果たす
ためには、何に応じて変えるのか、
という基準を、自分ではっきり
させておく必要は、もちろん
あります。
そもそも、ビジネスでも人生でも、
状況の変化、環境の変化は
起こるわけで、それをちゃんと
読んで、進む方向も、進み方も、
自分で決めよ、ってことですね。
実際、ニュージーランドの
選手が、
「最も大事なのは、風を
みること (watch the wind)」
と言っていました。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォメーショナル・
コーチ®