【飛躍のヒント】同性を好きになっていいですか

坂本夏子です。

あなたは異性愛者ですか?
同性愛者ですか?
両方ありですか?

急に何よ、って
思われましたか?

でも、とっても大事な話です。

最近、
2020年から使われる
小学校の体育の教科書に
性的少数者のことが載った
ことを知りました。

こんな文面です。

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自分の『体の性と心の性が
ちがう気がする』と感じる人や、
『異性に関心がもてない』と
感じる人などがいるかもしれません。

不安なことや心配なことが
あったりしたら、
あなたが信頼している大人に
相談してみましょう。

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これって、
いわゆるLGBTの話ですね。

LGBTとは、
L=レズビアン、
G=ゲイ、
B=バイセクシャル、
T=トランスジェンダー

という性的少数者を表す
ことばです。

私は、

世の中っていろんな人で
そもそも成り立っている、
そのいろんな人が
互いを尊重し合い、
手をつなぎ合うことで、

この世はもっと活気にあふれ
幸せが増える、

というダイバーシティの
考え方が好きで、
LGBTにも関心を持つように
なりました。

で、新しい教科書の文面を読み、

LGBTのことが載ったのは
前進だけど、
なんでこんな文面になるの?

と、ちょっとがっかりしました。

がっかりの部分はこれです。

——————————

『異性に関心がもてない』と
感じる人などがいるかもしれません。

——————————

どうして

「『同性が好き』と感じる人が
いるかもしれません。」

って、素直に肯定文で
書かないのだろう。。。

女の子が好きな女の子や
男の子が好きな男の子は、

自分はおかしいのだろうか、と
悩んだり、
自分を認められないまま、
大人になってしまったり
しがちです。

そんな必要はないのに、です。

そんな子もいるんだよ、
と教科書に書いてあって、
それをみんなで読むことで

そうである子にも
そうでない子にも

「それでOKなんだよ」

というメッセージが伝わると
思うのです。

これって、

「自分は○○である」

という自己認識を
認めることであり、
確信をもって生きていくうえで、
根源的に大事なことです。

そしてそもそも、

「『異性に関心がもてない』と
感じる人などがいるかも
しれません。」

ということばの背景には

「異性に関心があるべき」や
「異性に関心があるのが自然」

といった前提が潜んでいます。

そんな前提を排除して
「同性が好きな人もいる」と
ストレートに言えばいいじゃん、

って、ほんと、思います。

さて、

同性愛なんて極端すぎて、
ピンとこない、

とあなたは感じるかもしれません。

でもコーチングをしていると
「自分を認めていない」
状況によく出会います。

特に最近感じるのは、
自分の感情に気づいていない、
認めていない状態です。

本当は、私は寂しかった。
本当は、私は悲しかった。
本当は、私はいやだった。
本当は、私は怖かった。

本当は、私は嬉しかった。
本当は、私は幸せだった。
本当は、私は楽しかった。
本当は、私は欲しかった。

など。

人は、
認めていなかったのが原因で
「どつぼ」の状態にとどまる
ことがよくあります。

抜け出て飛躍するためには、
まずは、その感情に気づき、
認め、味わうことです。

次回は、
そのための簡単な方法を
ご紹介します。

お楽しみに。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント