【飛躍のヒント】ことばを止める

坂本夏子です。

今日は、きのうのメルマガ
続きです。

きのうの最後に、

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人は自分の感情に
気づいていなかったり、
認めていないことが原因で、
どつぼの状態にい続けることが
あります。

そこを抜け出て飛躍するためには、
まずは、その感情に気づき、
認め、味わうことです。

次回は、
そのための簡単な方法を
ご紹介します。

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とお伝えしていていました。

では早速、いきますね。

簡単な方法とはコレです。

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ことばを止める

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解説します。

うまくいかない状態が
続いている方に、私はよく、

本当はどうしたいのですか?

あるいは、

本当はどうしたかったのですか?

という質問をします。

すると、たいてい
答えが長いのです。

例えば、

私は○○したいけど、
AさんがBだから
xxしかできなくて、
そうすると、yyyy になってしまい、

とか、

やりたいんですけど、
でもそうすると、xxxに
なってしまい、
だったら私が我慢すれば
いいし、

とか、

そりゃー怒ってますよ。
でもxxxxじゃないですか。
だったらyyyyしかムリだし。

など。

ここでは短く書いていますが、
もっと続くこともあります。

こういった答えの
構造を見ると、

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私はAだけどB

——————

です。

Aの部分が、その人の本音です。
本当の感情や、やりたいこと、
やめたいことです。

なので、

私はA

で、ことばを止めます

ことばを止めることで、
そこから先のグルグルの発生を、
一旦、止めるのです。

そして、

私はA

を認めます。

さらに、

本当は私はA

なのに、

それを認めていなかったこと、
何かを・誰かを理由に
ふたをしていたことに気づき、
自分で責任をとっていきます。

次には、
その自分や相手を許します。

以上が、
どつぼを抜けて飛躍するための
簡単な方法です。

それでもどつぼが続く場合、
その原因となっている
古い記憶を特定し、
書き替えたり、

目の前の物理的な障害に
対処することもあります。

いずれにしても、
私はA、を認めることが
まず必要です。

ふたをしていた「私はA」
に気づき、
それを心から認めると
たいてい、人は涙します。

私も、ひとり号泣を
三度、経験しました。

最後に、余談を一つ。

実は、
一文が長いということ自体が、
LABプロファイル®パターン
=言語・脳内・行動パターン

とどまる<反映分析型>

です。

ことばを止めて、私はA、
と言い切ることで、逆の

行動する<主体行動型>
自分を慣れさせることが可能です。

以上、
グルグル思考を抜け出て
飛躍するための、
簡単な方法でした。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント