「強みや弱みは、別個のものではなく、同じ特徴が、よいように出れば強み。悪いように出れば、弱み」 という話を、きのう、しました。
これって、例えば、「何かにつけて、即、行動する」という特徴を持った人がいるとします。
この特徴が、状況に対してうまく出ると、
– スピードがある
– 実行力がある
といった強みになります。
出方がまずいと、
– 無謀
– 浅はか
なんてことになります。
一方、「考えることが好き」という特徴を持った人だと、うまくすれば、
– 思慮深い
– 分別がある
といった強みになります。
出方がまずいと、
– 遅い
– 優柔不断
なんてことになります。
なぜ、今、これをお伝えしているかというと、昨日、投稿した後、事例をいれたほうが、よかったかな?
と気になったからです。
なぜ、気になったのか。。。?
これまた、深いわけがございまして、過去の、部下の発言が尾をひいているのです。
その人は、私とは、大きく特徴の異なる人で、こう言いました。
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抽象的なことしか言わない人って、
偉そうに聞こえるんですよね
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えーっ、 そんなこと言われても~
私は、抽象的な話は好きで、むしろ、それがないとダメなので、職場で、話を抽象的に済ませていたことも、多かったでしょう。
彼には、事例のみならず、細かいことをきちんと伝えて初めて、伝わる可能性が生まれるのです(保証はありません)。
そうしないと、「偉そう」と受け取られ、大きなマイナスが生まれかねない、とわかりました。
言ってくれてありがとう、ではあるのですが、
それ以来、
– 抽象 and 具体性
を意識するようになり、でもそうすると、今度は
– わかりやすさ and 情報量 and 簡潔さ
の間で、あー、どうしよう? 状態でした。
そういう私自身も、得意なことは、抽象的な説明で、スパッとわかったとしても、不得意なことや、初めてトライすることだと、超・具体的に教えてもらわないと、手も足も出ないことがあります。
初めてお箸を使う人が、
お箸? 利き手の指で持てば簡単だよ。
なんて言われてもねえ。
あーだこーだと、自分の頭にあることを、こんなところに書くようになった今、どのあたりを狙ったらよいのか、決めかねること、多いです。
というわけで、昨日の話を、今日まで持ちこして、朝になっても、ごちゃごちゃ言っているのでした。
いい加減、 ごちゃごちゃいうのはやめて、Have a nice Saturday!
ブレークスルーコーチ x
LAB プロファイル®
マスターコンサルタント
坂本 夏子