【飛躍のヒント】新春のマトリョーシカ

坂本夏子です。

明けましておめでとうございます。

今年も、

仕事を通じた幸せの連鎖を
この世の中に増やしていく、
という目的のために、

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できるかぎり、マジメに面白く。

新年第一号は、縁起のいいお話です。

元旦に、福岡の親の家で
コタツに入っていると、
足に何か、モノがあたります。

ん?

取り出してみると、
ロシア人形のマトリョーシカです。

一つの人形の中に、
サイズの違う同じ人形が、
いくつも入れ子の状態で入っていて、

外側の人形の胴体部分を回すと、
パカっとはずれて、
次の人形が出てくる、あの、
木製の人形です。

私が持っているのはコレ↓↓↓

なんでコタツに
マトリョーシカがおると?

と、私は博多弁で脳内トーク。

そのマトリョーシカには
由来があり、、、

ウチの母はロシアが好きで、
3回、行っています。

そして母に影響を受けて
ロシアに行ったお友達が、
母へのお土産に買ってきた
ものなのです。

母曰く、

「人形の数が多いから上等。
ずっしり重いし。
一万円はしてるはず」

と値踏みまでしてました。

それが正月のコタツに入っている….。

母にワケを尋ねると、
乾燥させている、とのこと。

なるほど。

木製の人形が湿気で膨張して、
パカっとはずれなくなって
しまったので、
コタツに入れて乾燥させていると。

そして、木を縮ませ、
一旦すべてはずしたら、
継ぎ目にロウを塗って
はずしやすくするのだそうです。

私は、はずす任務を与えられ、
数時間後、

見事にすべての人形を出現させました。

数えると、全部で8個です。

身長を測ると、
最小のものが、1.6 センチ。
最大のものが14センチでした。

ロシア人って、何を思って、
こんな仕掛けを思いついたんですかね?

そしてここからが本題です。

マトリョーシカって
人生に似ていると思いませんか?

一番外側が、今の自分。

そこに至るまでには、
いろいろなことがあって、
そのたびに脱皮をして、
成長して、今の器の大きさに
なっている、みたいな。

その、今の自分の中には、
これまでのことが詰まっていて、
だから、ずっしりと重い。

これが、
同じ大きさだったとしても、
中に何も入っていなかったら、
深みも心のひだもなく、
つまらないと思うのです。

軽い…..。

さらに、
自分のタガをパカっと外すごとに、
次の大きさになる象徴でもある。

デキゴトの多い人生には
価値が詰まっていますね。

そのマトリョーシカ–
私はそれまで外側しか見たことがなく、
今回、初めて、すべて見ました。

ウチの座敷の畳の上で、
縁起よく右肩上がりに並べたので、
ご覧ください↓↓↓

あなたの今年も、右肩上がり、
間違いなし。

ではまた!

坂本 夏子

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