【飛躍のヒント】ネガティブの構造を見ていますか

坂本夏子です。

昨日のメール
老後は2000万円不足?」で

ものごとは前提で決まる、
だから時々、自分の前提を
チェックしましょう、と
お伝えしました。

前提はとても大事で、
過去にも何度か書きました。

今日はそこを掘り下げます。

先日、6/8 のオンライン
放談サロンでのことです。

テーマは美智子さまと雅子さま。
– ことばから読み取る
女性の生き方

私が着目したのはこの点でした。

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1.婚約発表時の
お二人のことばの違い

2.その時の、
男性側のことばの違い

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特に、2番にご注目ください。

それが前提に関係しています。
ポイントは、この二つ。

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1.男性側のことばによって、
女性側にどのような前提が
生まれたか?

2.それが、
結婚後の女性側にどのような
影響を生んだか?

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あくまでも私の私見であり、
仮説ですが、そこは放談。
しっかりお伝えしました。

すると、参加者のお一人、
Aさんが興味深いことを
おっしゃいました。

Aさんは、ご自身について
少しもどかしさを感じて
おられたそうで、

夫の○○の発言が、
自分にとってマイナスな前提を
生んでしまっていた、
と気づかれました。

その発言は、普通に考えれば、
多くの女性が好ましく感じそうな、
ラブラブなことばなのです。

それが、Aさんにとっては
マイナスに働いていた、と。

でも気づけば対処可能ですよね。

もう一例、シェアします。

Bさんです。

以前は親に不満があり、
結婚後は夫に不満があった
とのこと。

セッションを進めると、
心の深い所で、

「身近な人が私を見てくれない。
私は気にしてもらえない人」

という前提をお持ちであったのが
わかりました。

その前提があると、
家族が何をしてもしなくても
できごとをその前提で
解釈してしまい、

ネガティブ感が続きます。

でもグッドニュースがあるのです。

その前提が生まれた「古い記憶」が、
ちゃんとあります。

なので
そこに適切に介入して、
記憶を更新し前提を書き替えれば
よいのです。

そうすると、
見える世界が変わります。

前提が変わらないまま、
行動を変えようとすると、
うまくいかないばかりか、
苦しさが増すので、危険です。

ブレーキとアクセルを
同時に踏んでいるようなもの
なので。

やる気や能力は十分あるのに、
古い記憶や前提を大事に
持ち続けているために、
浮上できずにいるのは、
もったいないですよね。

もし
あなたや、あなたの大切な人が
そんな状態なら、一度、

「ネガティブの構造」を
理解していて対処できる
専門家に相談されることを
おすすめします。

で、雅子さまに話を戻します。

私は日本の天皇制は、
日本にとっても世界にとっても
宝であり、維持すべきという
立場をとっています。

そしてその制度は、
民間から嫁ぐ一人の女性の
尊い決断によって支えられています。

それが、どれだけすごいことか!

雅子さまは、皇后として
周囲に大きな光をともす
立場と能力をお持ちです。

過去なんてどうでもいい。

ほんのいくつかの
言語・脳内・行動パターンを
変えることで、
彼女が変化すれば、

どれだけ多くの女性が
励まされることか。

特に、私もその一人である
同世代の女性は。

夫君が日本国と日本国民統合の
象徴ならば、

雅子さまは、働く女性の
変化の象徴の役割を果たす
ポテンシャルをお持ちです。

そして、
外務省から皇室へという
キャリアチェンジを
みごとに実現する象徴でも
あり得ます。

そうすれば、
美智子さまとは違う、
雅子さまなりの、
王道の皇后像を確立なさるはず。


(写真は 令和元年5月2日の日本経済新聞一面より)

心より応援申し上げております。

平成の最後に、
天皇陛下のことを
私は熱く語りましたが、
この件についても熱いです。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント