坂本夏子です。
「何のために、この出来事を
あなたは引き起こしたのですか?」
という魔法の質問について、
きのうのメールで書きました。
キッカケは、
私のクライエントさんの
知り合いの離婚話。
「離婚」
望まない出来事が起て、
どつぼにはまってしまったときに、
そこを突破して、
というより、
その状況を利用して
人生に新風を呼び込むための
質問です。
私自身の体験も、過去に何度か、
メルマガでお伝えしたくらい、
パワフルな質問。
なのですが、
「自分が引き起こした」という
前提を受け入れられなかったり、
ピンとこない人もいます。
それでもコーチは、
クライエントが前進するための、
あの手この手を繰り出す必要が
あるわけで、
そんな時の代替の質問を
今日はご紹介しますね。
二つあります。
一つは、
~~~~~~~~~~~~
もし、神様が、あなたのために、
この状況を作り出したのだと
したら、神様の意図は
何なのだろう?
~~~~~~~~~~~~
神様を動員して、
神様に手伝ってもらいます。
もう一つは、
~~~~~~~~~~~~~
その状態にい続けることで、
何をせずに済んでいましたか?
~~~~~~~~~~~~~
これは、
誰かや何かのせいにするばかりで、
自分では主体的に変化を起こさず、
どつぼにハマり続けることを
選んでいる時に、効きます。
本人は、多くの場合、
自分で選んでいると意識して
いませんが、実は、自分で好きで
やっています。
そこに気づくかどうかが、
その人が浮上するか、しないかを
分けます。
この質問に向き合うと、例えば、
自分で考えずに済んだ。
自分で決めずに済んだ。
自分で行動せずに済んだ。
自分で責任を取らずに済んだ。
といったことに気づかれる方が
多いです。
端的に言えば「楽をしてました」
ってことです。
だからといって、
自分を責める必要はなく、
「あー、そうだったんだ」と
気づいて、そんな自分を「許し」、
それを続けるのか、
やめて新たな行動に踏み出すのかを、
本人が決めればよいわけです。
自分でやっていたことだから、
変えたければ自分で変えればいい、
その自由はあるよね、
という話です。
こうしてみると、
どつぼにハマることは、
決して悪いことではなく、
飛躍のチャンスですね。
そう。
「ネガティブなデキゴト」を
悪いものだと思っていると
そこで終わったり、
もっと状況が悪くなりますが、
視点を変えればよいのです。
ネガティブを使い倒しましょう。
何かの参考になれば幸いです。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ
人事コンサルタント