【飛躍のヒント】謙虚を定義する

坂本夏子です。

私が会社でしでかした
”大チョンボ” からの
復活ー>実りの物語、
終盤です。

きのうの「ランキング発表します
では、
何を学んだかの Top 5 のうち、
第4位までを発表しました。

これでした↓↓↓

第5位
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問題は人とシェアし、
弱音も吐く。
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第4位
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ハラをくくる。
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第3位
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モノゴトを多角的に捉える
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第2位
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理想を掲げ、理想に近づく
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いよいよ、第1位です。

そもそも
コトの発端は何だったかというと、、、、

私が担当していた
とあるプロジェクトで、
大きな決断をする必要が生じたのです。

選択肢は複数あったものの、
どれも、しっくりこない。

かといって、
決断しないわけにはいかない。

悩んだあげく、A案にしました。

その時、私の右腕だった部下が、
A案への懸念を口にしていましたが、
私の決断はA案でした。

ところが
A案が暴発してしまい、
トンデモナイ事態を招いたわけです。

懸念していた部下は、
レミさん(仮名)です。

ここで最大のカギは、
レミさんの意見を、
私がどのように捉えたか、です。

それが今日の本題です。

正直、「ふーん」でした。

なぜか?

私の中に、
彼女が言ったことへの
感度がなかったからです。

感度がないので、
せっかくいいボールを投げてくれたのに、
私の脳は受け取ることなく、
ボールは素通りしました。

なぜ感度がなかったのか?

経験がなかったからです。

レミさんは、
明らかにその手のことへの
経験があり、
そこから危険信号を出していたのです。

さらに悪いことに、私は、

「この選択をしくじったら、
どんなひどい結果が生じるだろうか?」

という大切な問いも
発していませんでした。

もっと正確に言うと、
発する発想がありませんでした。

なぜか?

しくじった経験がなかったからです。

似たような選択の場面は
何度も経験しましたが、
幸い、毎回、うまく行ったので、
しくじることへの想像力が
ゼロだったんですね。

まとめると、

レミさんには見えていたことが、
私には見えていなかった。

レミさんが知っていたことを、
私は知らなかった。

これが、
トンネルの二年間を引き起こした
原因です。

あちゃー、でした。

もともと先週からお伝えしている
このシリーズは、
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
というテーマで始め、

今まさに、
愚者ですらなかった私が、
経験から学んだ話をしているわけです。

なので、
経験をバカにしてはいけません。
経験は大事です!

では、これからどうすればよいのか?

私の中に、
新しい 前提 が生まれました。

これです↓↓↓

ーーーーーーーーーーーー

私には、
知らないことがたくさんある。

目の前の人は、
私の知らないことを知っていて
それを私に教えてくれる人である。

ーーーーーーーーーーーー

この前提で人に接すると、

その人の話に素直に耳を傾け、
よりよい意思決定をするように
なりますよね。

決めるのは自分であっても、
自分が取り入れる情報の量と質が
向上します。

そして、
これが「謙虚でいること」では
ないのか? と気づきました。

あくまでも私の定義であり語感です。

というわけで、
学んだことの 第1位 は、

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謙虚さとは、

「私には、
知らないことがたくさんある。

目の前の人は、
私の知らないことを知っていて
それを私に教えてくれる人である。」

との前提で人に接すること

ーーーーーーーーーーーー

でした。

結果としては、
そのチョンボをしたおかげで、
大河ドラマかと思うような
人生経験をし、

その役割を担った者として、
会社に実りをもたらした
確信があります。

なので最終結論は、

ーーーーーーーーーーーー

すべては必然。
人生には必要なことしか起きない。

ーーーーーーーーーーーー

ですね。

今、
あなたが謙虚でいるとよい相手は誰ですか?

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®

#465


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