2018ハンザクラス
インターナショナル&ワールド
チャンピオンシップ広島大会が
終わりました。
通訳ボランティアの一週間は、
刺激的な日々で、そのいくつかを
お伝えしてきたわけですが、
今日は、とりあえずの、
ラストです。
ハンザというヨットを開発した
本人に会って、いろいろ、
話しました。
クリス・ミッチェルさんといい、
オーストラリアの人です。
誰でも扱えて、転覆もしにくい
小型ヨットを、彼は、30年くらい
前(?)につくりました。
それが今や、世界35か国で、
Sailing for Everyone
誰でもセーリング
というコンセプトが広がって
います。
それって、まさに、
新しい『あたりまえ』。
世界大会も、2年に一回、
開かれています。
日本でも、各地にクラブが
あります。
そういう現実を作り出した
人って、どんな人なんだろう?
きっと、明確な生きる目的を
持っているはず、、、
と、興味がありました。
開発者に直接会って、話ができる
なんて、それだけでも、バリアの
ない、自由な環境の大会です。
私がどうしてもしたかった
質問が、二つありました。
1.ハンザってどういう意味?
ヒンズー教の、架空の鳥の名前
だそうです。
ヒンズー教には、天国が3つある
そうで、ハンザは、三つ目の天国
をも越えて、自由にどこにでも
飛んでいく。
You must live hansa.
ハンザを生きるんだ。
なるほど~!
人はもともと自由だし、
自由にやりたいことをやれって
ことか。
2.あなたの生きる目的は?
最初、social justice と言いました。
社会正義ですね。
そして、
====================
promote includion and social justice
to bring the disabled people
into mainstream through sailing
セーリングを通じ、障害者を
メインストリームに連れて
くるために、
社会正義と受容・包含を促進すること、
====================
だと。
彼は自分の会社でハンザを製造し、
売っています。その事業も、その
目的のためにある、と。
あとは、次々と、たくさん、
話が飛び出し、
プラスとマイナス といった、
二律背反の世界ではなく、大きな
Onenessの世界のことを、
話してくれました。
Oneness とは、神羅万象すべてが、
一見、「あちら」と「こちら」に
別れているかもしれないけれど、
結局は、ひとつのものとして
統合されている世界、という
ことだと、私は解釈しています。
黒でもなく、白でもなく、
善でもなく、悪でもなく、
すべてが動きながら統合されて
いて、自由で平和な世界
ということでしょう。
陰陽の世界に通じるものが
ありますね。
「今、ここで起きているデキゴト
は、ヨットのレースだけど、
それは、ただの、物理現象。
それはどうでもいい」
「大事なのは、世界中の人が
集まって、互いに助け合っている
ということ」
来た~!
翌日は、もっとたくさん、
Sprit, soulということばを交え、
時間の概念を飛び越えた、
スピリチュアル? 宗教?
のようななことを、
話してくれました。
I work for spirit.
俺はスピリットの使いなんだ、
と言い切っていました。
このブログは、スピリチュアルな
ことをメインテーマにはしていないので、
ここで留めますが、あのくらい
大きなことをやる人は、やはり、
自分のよりどころをしっかり持っている
と実感しました。
私が、この2-3年、
自分でイメージしていて、
こういう世界をつくりたいな、と
感じていたことを、具現化
している人でした。
まだ、遠いものの、
ロールモデルです。
「俺にこういう質問をした
やつは、いない」と言って
たくさん教えてくれまして、
秘かに、ラッキー!
この一週間で、ハンザの大会に
啓発されたことは、尽きません。
また、機会があれば、
シェアします。
で、ハンザに興味がある方は、
クリスのサイトをのぞいて
みてください↓↓↓
広島のサイトも↓↓↓
http://hiroshima-kenren.org/abi.html
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォメーショナル・
コーチ®
コメント
坂本さん
独立されたんですね!!
これまで積み重ねた実績と知識、ノウハウ・・今も勉強されているようで
さすがですね!!
東京へは出てくることは、ありませんか?
また、As Cafe で皆と会いたいですね。
礒山