【飛躍のヒント】鳥肌が立ちました&企画の予告

坂本夏子です。

先週の水曜日から昨日まで、
東京でした。

毎日、てんこ盛りで、さまざまな
仕事があり、おまけに、台風と
いうイベントも重なり、
アクティブな時間を過ごしました。

その中で、鳥肌が立つような、
瞬間がありました。今日はその
お話です。

メールの最後に大事なお知らせも
ありますので、そちらも、
お見逃しなく。

コーチングのセッションの中で。

クライエントはケンジさん(仮名)

ゴールは、生きる目的を明確に
すること。

生きる目的って、人を動かす、
エンジンです。とても大事です。

最終的には、生死を分けます。

というのは、、、

あなたは、「夜と霧」という本を
ご存知ですか?

有名な本なので、読んだことが
あるかもしれません。

著者は、ヴィクトール・
フランクルという、ユダヤ人の
精神科医で、第二次世界大戦中、
ナチスの収容所に送られ、
生還した、一人です。

彼は、生きて収容所を出た人と、
亡くなってしまった多くの人とを
分けた違いは何だったのか、を
研究しました。

年齢、性別、学歴、職業、、、、
そんなものは、一切、関係
ありませんでした。

収容された時の健康状態も関係
ありません。どんなに健康な
人でも、3週間もすれば、病んで
しまう環境です。

最も大きな違いは、「そこを出て、
何をするのか?」という目的を
もっていたかどうか、でした。

生き延びたい、ではなく、

=============
自分は〇〇をする!
そのために、ここを出るんだ!
=============

という目的があったかどうか、
だったのです。

それを知っていて、ケンジさんは、
自分の命の時間を何のために使う
のかを明らかにすることに、
取り組まれていました。

でも、そういう、人生の本質を
問えば問うほど、今の仕事の売り
上げが下がる、という現象も発生
していました。

その最終段階でのセッション
だったのです。

私は、彼の最近のできごと、今の
仕事でのできごと、こどもの頃、
中学~高校時代のできごと
などから、

==========
「楽しかった」ことと、
「嬉しかった」ことを、
==========

たくさん、出してもらいました。

そして、それらの中から、
それぞれ、一位の経験を特定
しました。

次に、その二つの経験から得ら
れた、「楽しさ」と「嬉しさ」が
重なる領域って何ですか?

と質問したのです。




数秒後。

目をかっと見開き、顔の表情が
パっと明るくなる瞬間があり
ました。

出てきたことばが、
「居酒屋のおやじ!」

キター━━━━(゚∀゚)━━━━!!

と、私も鳥肌ものです。

居酒屋のおやじ、というのは、
彼の今の仕事から、かなり離れる
職業なので、

「今の仕事をやめて、居酒屋の
おやじをやるのですか?」

と聞くと、そうではないそうです。

今の仕事には意欲的に取り組んで
いますし、売り上げの低下も、
ビジネスを転換する時期にきて
いるサインと、実は、とらえて
おられます。

今の仕事に、「居酒屋のおやじ」の
イメージからくる「何か」を統合
すれば、そこから、生きる目的が
見えてきそうでした。

そこで、追加の質問をしていくと、
次から次へと、彼の頭のなかに、
「画像」が浮かんできて、

それを、言語化するお手伝いを
しました。

私の直観では、生きる目的の
明確化という、当面のゴールまで、
ケンジさんは、95%くらい、
進んだ感じです。

次回は、その答えを聞くのを
楽しみにしています。

生きる目的を明らかにするために
私が聞く質問は、たくさん
あります。

その中でも

「楽しい」と「嬉しい」の重なるものは?

は、かなり、重要です。

★★★★★★★★★★★

企画のご案内のお知らせ

★★★★★★★★★★★

私のコーチングを体験いただく、
ちょっとした企画を、明日、
7/31 に発表します。

興味がある方は、明日のメールを
お楽しみに!

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋
トランスフォーメショナル
コーチ®
LABプロファイル®
マスターコンサルタント