【飛躍のヒント】なぜアナタが世界を幸せにするのか?

坂本夏子です。

あなたは、自分の世界観を
意識したことはありますか?

世界観とは、
世界をどのような場所と見ているか、
ということです。

それは、
あなたの【前提】を作るので大事です。

その前提が、
あなたの役に立っているなら、
維持、強化すればよいですし、
役にたっていないなら、
別のものに差し替えるのが得策です。

では、
私の世界観は何かというと、、、

ふだん、意識しているのは、
この二つです。

1.世界は豊かな場所である。

2.世界はみんなの仕事でできている。

今日の本題は、2番の

=====================
世界はみんなの仕事でできている
=====================

です。

それって、どういうことなのか?

例えば、

今日、あなたが、
白いご飯を食べたとしましょう。

自分で炊いたと仮定します。

そのご飯を炊くためには、
お米、水、炊飯器やナベが必要です。

お米があなたの目の前にあるためには、
お米を作った人がいます。

多くの場合、農家ー>卸売り業者
-> 小売り業者などを経て、
あなたのもとに届きます。

物理的にお米を運ぶ運送業者もいます。

農家がお米を作るためには、
農機具が必要ですし、
有機栽培でなかったら、
農薬が使われます。

ということは、
それらを作った人がいるのです。

お米を運ぶ運送業者は、
トラックを使うでしょう。

トラックは、トラックのメーカーが
作っています。

トラックのメーカーの背後には、
トラックの部品メーカーがいて、
部品も、金属、プラスチック、
電子部品、繊維など、何万点にも上り、
多くの下請けの会社があります。

トラックを運転する運転手がいます。
トラックを動かすには燃料が必要です。

その原料は、かなりの確率で、
中東の原油。

原油を掘ったり、運んだり、
精製したり、最終的にガソリンや
軽油に仕上げる人々がいます。

原油を売り買いする市場もあり、
そこで働く人もいます。

原油を掘る人も、運ぶ人も、
農家も、農協の人も、トラックの
運転手も、運転手の上司も、
その会社の経理や営業や広報の人も、

ガソリンスタンドの人も、
発電所の人も、
デパートやスーパーやコンビニの人も、
ご飯を食べるあなたも、

服を着ています。

服をデザインする人、縫製する人、
そのための機械を作る人、
布地や糸を作ったり販売する人も
必要です。

関わる人はみんな、それぞれに、
ご飯を食べます。水を飲みます。

水はどこから来て、誰の手を経て、
あなたや、他の人々のところに
届くのでしょうか?

と考えると、
ご飯を炊いて食べる、あるいは
コンビニでおにぎりを買って食べる、
という行為一つをとっても、

気の遠くなる数の人々が関わり、
その人たちが仕事をしているからこそ、

あなたのご飯が出現するわけです。

たぶん、百万人、千万人が
関わっているでしょう。

そして、みんな、仕事をしています。

専業主婦・主夫のみなさんは、
家族のために、家庭を運営する
仕事をしています。

町内会や学校のPTAの仕事を
している人もいるでしょう。

病院や介護施設で、
意識がなく寝たきりの人は、
家族にとって、かけがえのない
存在ですし、

端的に言えば、
病院や介護施設にとって、
お客さんです。

医学や福祉の発展のために
寄与しています。

つまり、かけがえのない存在として、
お客さんとして、仕事をしています。

とすると、
どうみても、この世の中は、
みんなの仕事で成り立って
いるんですよね。

….. というのが、私の世界観です。

そう考えると、一人一人が、
自分が世界中の幸せのスタートである
と思って仕事をすれば、
自ずとみんなの幸せ度が上がり、
それをみんなで享受することが
できます。

あなたの心、ふるまい、言動や、
その成果物によって、
目の前の人の幸せが増えると、

その人もまた、
自分の心、ふるまい、言動、
成果物によって、次の人を
より幸せにしていく。

そうやって連鎖が起きるわけです。

そんな世界を作りたいんですよね。

これが、

「仕事を通じた幸せの輪を
世の中に増やす」

と私が生きる目的を語る時の、
前提であり世界観。

あなたの仕事は何ですか?

今、どのくらい、幸せですか?

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント