【飛躍のヒント】アマゾンがリスペクトする会社

坂本夏子です。

ひと月ほど前のメルマガで、
私の生きる目的を原点回帰
させたという話をしていました。

面白く仕事をする

改めてセットした生きる目的は

世の中に
仕事を通じた幸せの輪を増やす

でした。

今は単語を精査中で、
ここ数日、

「増やす」にするか、
「育てる」にするか、
「生みだす」にするか、
「作りだす」にするか、
「輪」なのか、
「連鎖」なのか、って
思案しています。

その日の気分で変わるわけです。

とはいえ、
【仕事を通じた幸せ】という
コンセプトはそのままです。

……. なんていう日々を
過ごしていたら、

きのう久しぶりに話した友人で、
私のコーチングや LABプロファイルの
マンツーマンレッスンを
受けられた方から、まさに、
同じような話をきいたのです。

今日はそれをテーマにします。

彼女が新しく関わっている
会社の社長が、こんな発想の
持ち主だというんですね↓↓↓

「ビジネスとは
お客様に幸せを届ける活動で、
自分たちが幸せに仕事をすると、
それがお客様、その先の人々へと
つながっていき、ひいては
社会全体が幸せになる」

経営理念がはっきりしていて、
かつ、それが彼女の

「こんな人たちと一緒に
仕事をしたい」という姿と
一致しているので、

「楽しいし、やりがいがある」

と熱っぽく語ってくれました。

そして、
その会社が、今、注目している
会社が、Zappos (ザッポス)
というアメリカの会社とのこと。

Zappos はオンラインで
靴を売っている会社。

アマゾンに買収されたのですが、
独自の企業文化を維持していて、

“Forbes Japan” の
ネット記事には、こうあります。

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同じオンラインビジネスでも、
圧倒的な利益率であるところが
見込まれ、2009年には、
最大手のアマゾンが会社ごと買収。

但し、
売却条件は「今のまま」だった。

ということで、売却された後も、
同じ経営者が同じ場所で
同じ社内ルールでビジネスを続け、
アマゾンとのEコマース上の
連携さえしていない。

そんな経緯もあり、
この会社のビジネスモデルは、
とにかく「企業文化絶対主義」。

「社員の幸福=お客さまの満足」と
はっきり宣言する方針を掲げ、
従業員の福利厚生に手厚い。

2019/4/2 付け
長野慶太氏

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同じネット小売り業ながら、
買収した側のアマゾンからの
自主独立を維持しているのが、
スゴイなと思いました。

で、私は、
すべての会社は Zappos のように
福利厚生を手厚くして、
社員を幸せにしましょう、
と言いたいわけではありません。

福利厚生を手厚くする・しないは、
会社の戦略であり、

社員にどんなマインドを
浸透させたいのかという
目的に応じて決めればよく、
あえて最小限に抑える戦略も
アリです。

私が言いたいのは、

個人も、

自分は何者か、

何を錦のミハタに掲げているのか、

自分にとって、何が Yes で
何が No なのか、

どのような価値や行動を
大切にするのか

を明確にし、
それに沿ってまず生きることで、

そのための情報を集めたり、
共感してくれる人に出会ったり、
協力者が現れたり、
チームを組んだりという可能性が
高まり、

結果として、
意図した現実を生み出すし、
充実感を味わう

ってことです。

あなたの錦のミハタに沿わない
人・物・コトは、離れていく、
寄ってこない、という現実も
起こるでしょう。

私のおとといのメルマガは、
25年前に神戸で被災した
小学校の先生が作った

「しあわせ運べるように」
がテーマでした。

友人と、企業がもたらす
社会の幸せを語ったのが昨日。

そして、友人が教えてくれた
Zappos についての本の副題が

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Delivering Happiness

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まさに「幸せを運ぶ」です。

シンクロですね~。

「仕事を通じた幸せの輪を増やす」
という私の錦のミハタが
生き始めたな、と
ちょっと気をよくしました。

これからも、それにつながる
話題をお届けしていきます。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

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