【飛躍のヒント】サバは青魚?白身魚?

今日は、ランチの話です。

私は、昼はたいてい外食で、
栄養のバランスがよく、お値段が
リーズナブルな定食のお店を
選びます。

今年の夏から常連になった店が、
近所にあります。

なんでこんな場所に出店したの?
と思うような、モロ、住宅街に
ある日本食のお店。

板前さんが、ちゃんと調理した
料理を食べさせてくれて、
おいしいので気に入っています。

メインのお魚に、小鉢二品に、
たいてい、しじみのお味噌汁と
お漬物。

小鉢もきちんと調理してある
お野菜で、たまりません。
それで860円。

一番のポイントは
お魚の素材です。

近隣の新鮮な天然ものばかり。
島根・隠岐のブリだったり、
広島・音戸のタイだったり。
ハモの時もありました。

今日のお魚は、瀬戸内海のサバ。
うっすらカレー味の、
あつあつの揚げだて。

正直、私のサバの概念が
覆りました。

サバって、たいてい、加工して
あるというか、しっかり味が
ついていますよね。

例えば、味噌煮、塩サバ、
しめさば、ごまさば、焼きさば
寿司、なれ寿司。

どれも「朽ちやすい」サバの臭み
を感じさせない工夫、味付けが
されているように思います。

すべておいしいのですが、
今日のサバは、一味、違ってました。

おろした新鮮な身を、うすい塩と
カレー粉でほんのり味をつけて
揚げただけの、サバの身の本来の
味が楽しめる一品でした。

身が真っ白でニオイは全くなく、

えっ、これがサバ?!

とオドロキでした。

しかも身が引き締まっていて、
柔らかい中に、かみごたえが
あり、お肉にたとえると、ヒレ。

タイもびっくり、って感じ
でした。

私が思わず、

「サバって青魚だと思ってたけど、
白身魚ですね!」

と声をあげると、
カウンター越しに板前さんが、
笑っていました。

いや~、さばを見直しました。

でね、あなたも、もしかして、
自分を青魚だと思っていたけど、
ホントは、白身魚だった、なんて
ことがあるかもしれません。

別に、青がダメで、白がいい、
ということではなく、あなたの
知らない白が、青い皮の奥に
潜んでいて、

引き出し方次第で、あなたは、
青だけではなく、白だけもなく、
もっと豊かに輝く可能性を
秘めている。。。

自分に新たな光をあてて
みませんか?

坂本夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル・コーチ®
人事コンサルタント