【飛躍のヒント】天皇陛下の世界での存在意義

坂本夏子です。

今日の日中、予定外にTVに
見入ってしまいました。

天皇陛下の在位30年記念式典です。

そんなイベントがあるって
知らなかったのですが、

スマホにリアルタイムで届いた、
NHKのオンライン情報に、つい、
反応してしまいました。

いや~、

国の内外からの祝辞あり、
両陛下のお歌の朗読あり、
音楽あり、

もちろん陛下のおことばも
ありの、

盛りだくさんで、心温まる
イベントでした。

そこで今日は、私が印象に残った
3人のことばをお伝えし、

最後に、天皇陛下が世界の中で
果たしている役割について、
私が思う所を述べます。

ことば:その1

サンマリノ共和国特命全権大使
マンリオ・カデロさん
(通訳された日本語を記します)

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このような素晴らしい天皇陛下と
皇族の皆さまを共にしている
日本国民の皆さまにも、
心よりお祝い申し上げます。

陛下の祈りと、絶え間ない
世界の平和と調和への追求は、
世界を精神的な成長のさらなる高みへと
導いております。

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海外から天皇陛下がどのような
存在であると認識されているのかが、
ここに現れています。

普段、それを知る機会はないので、
その一例に触れて、新鮮でした。

ことば:その2

元外務大臣 川口 順子さん

平成18年に、両陛下の東南アジア
ご訪問に首席随行員として
同行した時のことに触れ、

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ある時は、暑い中をお車の窓を
お開けになって手を振り続けられ、
ある時は晩餐会後のお疲れの中、
ご宿舎の玄関で待ち受けられる人々と
触れ合うひと時をもたれました。

また、出発前の早朝に、ご宿舎の
スタッフをねぎらう時間も
お取りになったのです。

両陛下は外国においても
無私を貫かれ、お心をこめて
人々と接していらっしゃいました。

このようなお姿を拝見した時ほど、
日本国民であることを誇らしく、
また、幸せに感じたことはございません。

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外務大臣が、その人のふるまいを見て、
日本国民であることを誇らしく
思ったとは。

川口さんのその時の感動が伝わって
きました。

ことば:その3

いつも圧巻の陛下御自身のおことば

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天皇として即位して以来、今日まで、
日々、国の安寧と人々の幸せを祈り、
象徴としていかにあるべきかを
考えて過ごしてきました。

しかし、憲法で定められた
象徴としての天皇像を模索する道は
果てしなく遠く、

これから先、私を継いでいく人たちが
次の時代、さらに次の時代と
象徴のあるべき姿を求め、

先立つこの時代の象徴像を
補い続けていってくれることを
願っています。

天皇としてのこれまでの務めを、
人々の助けを得て行うことができた
ことは、幸せなことでした。

これまでの私のすべての仕事は、
国の組織の同意と指示のもと、
初めて行い得たものであり、

私がこれまで果たすべき務めを
果たしてこられたのは、

その統合の象徴であることに
誇りと喜びを持つことのできる
この国の人々の存在と、

過去から今に至る長い年月に、
日本人が作り上げてきた
この国が持つ、民度のおかげでした。

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昨年の天皇誕生日の時と同じく、
国民に対し、

「私が仕事ができたのは、
あなた達のおかげ」

と言われています。

そして「民度」のことば。

私は、このことばを、今日、
初めて知りました。民のレベル、
ということですよね。

辞書には「人民の生活や文化の程度」
とあります。

民度が高い、と天皇陛下は
おっしゃっているわけです。

もっとちゃんとしよう、って
思いました。

で、結論です。

マンリオ・カデロさんと、
川口順子さんと、
陛下ご自身のことばから、

私は、

天皇陛下を通じて、
善意の循環 が起こっている

と感じました。

そして、それこそが、
日本の天皇が、世界に果たしている
役割ではないか、と。

川口さんではないけれど、
私も日本人としての幸せを
さらに強くしております。

なお、私は政治的には中道です。
そして、日本が好きです。

昔っから、素直に皇室に
興味があり、天皇皇后両陛下が
好きです。

人としてのあり方のモデルでも
あります。

天皇陛下をテーマに、
書きたくなったら
またお届けします。

昨年の天皇誕生日の記事はこちら↓↓↓

結構、涙もろい坂本夏子です。 私は最近、「一週間のテーマ」を 決めてその週を過ごしています。 今週のテーマは「...

ではまた!

坂本 夏子

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