【飛躍のヒント】愛と平和への問いかけ

坂本夏子です。

「問いかけ」を、ここ数日
深掘りしています。

昨日のメールでは
辛抱と我慢の違いは何か?
を取り上げ、

辛抱の定義を
このように書いていました。

辛抱は、自ら選んで
「そのこと」や「相手」に
つき合うこと。

なのですが、今日になり、
つき合う という動詞に
違和感があったので、
変えました↓↓↓

~~~~~~~~~

辛抱は、自ら選んで
「そのこと」や「相手」に
かかわること。

~~~~~~~~~

かかわる の方が
より能動的な響きが
生まれるなって感じたのです。

そして今日、
世界レベルの問いかけに
出会いました。

遠くからお客人があり、
一緒に広島平和記念資料館に
行ったのです。

去年の秋に、
東京の友人を案内して
久しぶりに行った時は、
改装中。

展示の半分しか見ることが
できませんでした。

4月にリニューアルオープンし、
行ってみると圧巻でした。

こんなことが実際に起こり、
一人一人の輝いていた人生が
一瞬にして破壊された。

それがビビッドに
伝わってきます。

私は目がうるみ、
お客人は泣いていました。

行く前に見ていた
TVのニュースで、
リニューアルの背景を
このように説明していました。

ひとつには、
被爆の実体験がある人が
どんどん少なくなっています。

ご本人たちの話を聞くことが
できなくなるのは、
時間の問題です。

二つ目は、
これまでの展示物は
説明文が多く、
それがあまり読まれていない
ことがわかったそうです。

そんな中で、

被爆の実相を伝え続けるという
使命を負った平和記念資料館は

「見てわかる展示」

に切り替える必要がある。

そう判断したそうです。

見てみると
一人一人の被爆者、
特にこどもの写真が多く
使われ、

その子たちが、
どんな生活をし、
どんなことばを発しながら
亡くなっていったのか

それが心に届くのです。

街並みの Before – After も
大きな写真でよくわかります。

—————————–

世界中の人々に
ここに来てこれを見て欲しい。

—————————–

私はそう思いました。

では、
そこにどのような問いかけが
あるのでしょうか?

人によって、
受け取る問いが違うはず、
と気づきました。

例えば、
核兵器を持っている国の
政治家であれば、

これでもあなたは
核兵器を持ち続けますか?

という問いをうけとるかも
しれません。

(というか、
受け取って欲しいわけです)

私が受け取った問いは、

これを二度と繰り返さず、
平和な世界をつくるために
何をすべきだろうか?

原子力を活用する必要が
あるのだろうか?

日本にとって平和な時代に
生まれた私は、
どのように生きるべきだろうか?

戦争は人を狂わす。
そこには敵も味方もない。

そのネタは人間の持つ「濁」。
一人一人の中にある。

その究極の姿が、
広島・長崎が経験したこと。

濁を溶かし清に転化するために
何ができるだろうか?

何のために
日本はこの経験をする必要が
あったのか?

日本は世界にどのような
役割を果たしていくべきなのか?

今日は心が大きく動いたので、
どストレートに
戦争や平和を語りました。

あなたは
広島平和記念資料館に
行ったことがありますか?

あってもなくても
おススメです。

>> 広島平和記念資料館

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

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人事コンサルタント