質問の質が人生の質、という
スタンスでいる、坂本夏子 です。
昨日は東京でした。
夜、ターミナル駅のエキナカで、
一人、お食事。
ちょっとした事件が起きました。
今日は、それをお伝えします。
店はかなり混んでいて、
通された席は、出入り口の真横の、
お一人様席。
扉が開くたびに、外気が入ってきて、
寒いので、コートを着たまま、
座っていました。
もっと暖かい席はないのか？
と見回すと、
二人用のテーブル席が一つと、
カウンターが2席、続きで
空いていました。
移動させてもらいたいな、、、
と思いつつ、店としては、
二人客用に取っておきたい席
なのだろう、と忖度し、
そのまま座っていました。
ほどなくアツアツの料理が運ばれてきて、
食べ始めてしばらくすると、
突然、私のテーブルの上の湯飲みが倒れ、
茶色いほうじ茶がテーブルに広がり、
テーブルの端から下へこぼれ、
私のパンツとコートの左半分が
びちゃびちゃに。
あーっ、と声を上げました。
どうしてそうなったかというと、、、
私の左隣のテーブルに座ろうとした
男性の上着のすそが、
私のテーブルの湯飲みにあたり、
湯飲みを倒したのでした。
私のテーブルと隣の席のスキマが
とても狭かったのです。
店員が気づき、ペーパータオルを
たくさん持ってきてくれ、とりあえず、
コートとパンツのびちゃびちゃを
ふき取りました。
テーブルと床は店員がふいてくれ、
数分後、対処、終了です。
店の人は、私に対して、かなり、
申し訳なさそうにしていました。
一旦、席に座ったものの、さすがに
もうその席で食事を続けたくない、
と思い、
店員に、
席を変わっていいですか？
と言うと、
すぐ、移動させてくれました。
料理を温めなおします、と
言ってくれたのでそうしてもらい、
食事を再開しました。
食べながら、自問しました。
何のために、私はこのデキゴトを
引き起こしたのか？
答えは簡単に出ました。
席を移動するため。
出入り口の真横の席で寒かったから、
本当は移動したかったのです。
なのに、店は今の混み具合で一人客を
二人席に通しはしないだろうと
勝手にあきらめ、
寒いので移動していいですか？
と聞くこともなく、そこにい続けた。
私の潜在意識は、別のお客さんに
湯飲みを倒させることで、
席を移動するという私の願望を
叶えたのです。
それが真相です。
席を動きたいというリクエストを
していたら、店がどう判断したか、
それはわかりません。
でも、黙って寒いのを我慢する
必要もなかったな、
と振り返りました。
また、同じ状況になったら、
ちゃんとリクエストしよう。
このデキゴトは、些細なことでは
あります。
そして、テーマが病気であれ、
人間関係であれ、経済的なことであれ、
私がトランスフォーメショナル
コーチ®として、クライエントさんに
関わる時は、
必ず、この質問をします。
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何のために
そのデキゴトを
引き起こしたのですか？
or
相手にそうさせたのですか？
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たいてい、みなさん、
私が原因だと言うのですか？
こんなイヤなことを、引き起こすハズ、
ないじゃないですか！
と反論されます。
そして、その問いかけに真剣に
取り組む方は、必ず、
ブレイクスルーを起こします。
質問は、ほかにもたくさんしますが、
「基本のき」はこれです。
あなたにイヤな出来事が起こった時は、
トライしてみて欲しい質問です。
ではまた！
坂本 夏子
ことば屋＆人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント