【飛躍のヒント】目利きの目利きをしていますか?

目利きの目利きで失敗した
ことがある 坂本夏子 です。

昨日、1/25のメール
「大坂なおみ選手と昔の私」に
コメントをいただきました。

トモコさま(仮名)

外的基準と言ったら、悪い意味に
とらえていたけど、良い意味でも
認識できるのですね。

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そうなんです。
それはとっても大事です。

<外的基準型>に限らず、
LABプロファイル®パターン
=言語・脳内・行動パターンの
すべてが、

パターン自体に良い・悪いはなく、

出方次第、場面に適しているかどうか、

というだけのことです。

料理をする時に、素材に合わせて、
出刃包丁か、刺身包丁か、
「フツーの包丁」かを
使い分けるようなものです。

さて、<外的基準型>ですが、
自分の外に基準があるのが
本質なので、

他者に忠実である、
他者の言うことを素直に信じる
というパターンでもあります。

これに関し、最近、旅の達人から
面白いことを聞きました。

その人は、仕事をしながら世界中を
旅して回っていて、まさに、

Life is a journey. 人生は旅。

を実践している人です。

海外旅行に関し、信頼できる情報とは
どのようなものかについて、
こう言っていました。

レストラン選びでは、一般的な
ガイドブックは信用するな、と。

なぜかというと、ガイドブックに
載っているお店の記事は、
広告だからだそうです。

ガイドブック側が、自ら現地に行って、
調査して、その結果よいと思った
店を載せているのではなく、

店が、ガイドブックにお金を払い、
広告として記事を書いてもらっている。

ごく普通にある制度だそうです。

私は初めて知りました。

で、その人のおススメの基準は、
これでした。

旅好きな個人が、名前を出して、
自分の経験に基づき出している情報で、
「営業」が絡まない情報。

なるほどね、と思いました。

個人が、自分の名前を出して
書いている情報なら、その人は
責任を持っているでしょうし、

営業が絡まないなら、より純粋な
情報であると言えますね。

あとは、その人の視点や価値観が、
自分と合うかどうかを自分で確認して、
そこがOKなら、

この人の言うことを信じる、

と決めるのは、理にかなっています。

これを、
<外的基準型><内的基準型>の
観点から言うと、

誰を信じるか、の基準は、
自分で決めます。
ここが<内的基準型>です。

そして、その人の言うことを信じる
という行動は<外的基準型>です。

それでうまくいけば、万歳です。

では、うまくいかなかった時、
どうしますか?

例えば、その人の情報を信じて、
おススメのレストランに行ったけど、
おいしくなかった、サービスが
最低だった、といった場合ですね。

その場合、その人を信頼すると
決めたのは自分ですから、

あー、その結果、自分が受け取った
情報が、今回は、はずれたね。

そんなこともあるよね。
楽しい旅だった!

おしまい。

あるいは、

誰の情報を信じるか、
その基準を見直してみようか?

といった、建設的な思考に
向かいます。

ですが、誰を信頼するのか、
の基準がなかったり、

「その人を信頼すると決めたのは
自分だよね」

という認識がないと、

相手を責めることになりかねません。

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目利きの目利きをするのは自分

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というのは、とても大事ですね。

誰の言うことを信じるか –-

あなたの基準は何ですか?

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント