【飛躍のヒント】オリンピックをやるパターン

坂本夏子です。

愚者は経験に学び、
賢者は歴史に学ぶ、
ということばがありますね。

あなたは愚者ですか?
それとも賢者ですか?

私は、
自分の経験から学んだ自信は、
それなりにあるものの、
歴史に学んだか、というと、
まったく心もとないです。

なので今日は、
歴史に学ぶ試みをいたします。

しかも、ことば屋的に。

今日は12月8日。
79年前の今日、
日本は太平洋戦争を始めました。

そして完膚なきまでにやられ、
4年かけて負けました。

初戦の真珠湾攻撃こそ、みかけ、
成功しましたが、
半年後のミッドウェー海戦で大敗し、
あとはズルズル。

敵も味方もたくさん死に、
やがて日本各地で、空襲という名の、
民間人大量殺りくが起こり、
沖縄戦、広島・長崎への原爆投下。

それでようやく終わります。

なんといっても無条件降伏ですから、
その後のデキゴトに、
日本には何の選択肢も自由も
ありませんでした。

北方四島も失ったままです。

そして今日に至ります。

ここに表れる、
LABプロファイル=
言語・脳内パターンは何でしょうか?

いろいろありますが、最も
顕著なのは<プロセス型>です。

<プロセス型>の特徴は

手順を順番にこなす。
始めから最後まできちんとやる。
やらなきゃ、でやる。

柔軟性は乏しいです。

まさに日本は、

「始めた以上、
行きつくところまで行かなきゃ」
の精神で、

戦争という手段を目的化してしまい、

良くも悪くも、
プロセスを完遂したように、
私には映ります。

<プロセス型>は、
それ自体が悪いわけではなく、
必要な場面はたくさんあります。

ただ、あの戦争を振り返ると、

そもそも真珠湾を攻撃したときに、
最も狙っていたはずの、
敵の空母が一隻もいないのに気づいて、

「あれっ、おかしいな?
もしかして、敵はこの攻撃を
知っていたの?」と、

疑問に思って戦略を変えるとか、

(実際、アメリカは日本の攻撃を
事前に知っていました)

もっと余力のあるうちにやめて、
その後の成り行きに
選択肢を残すとか、

その気になれば、できたはず、
と思います。

ちなみに、
こういう柔軟な思考・行動パターンは、
<オプション型>といいます。

日本という国は、あるいは、
集団としての日本人は、
良くも悪くも <プロセス型>
傾向が強いです。

私の仮説ですが、それは、
伝統的な日本の稲作文化から
来ていると考えます。

で、その視点で現代を見ると、
とても気になることがあります。

オリンピックです。

やって大丈夫なのでしょうか?

世界中がコロナ第三波の真っ最中。

なのに7か月後に、
何万人もの人々を海外から日本に
入れようとしています。

安全性の確認されていない、
遺伝子組み換えワクチンを、
バンバン打てば大丈夫という
算段なのでしょうか?

なんだかあの戦争と
ダブるんですよね。

始めた以上やらなきゃ、で
国とIOCは推し進めようと
しているのではないか?

数々の利権、その金額の大きさ、
そして国のメンツを考えれば、
わからなくはないです。

せめて日本が戦争に負けた後、
なぜ負けたのか、
どうすれば勝てたのか、
ほかにどんな選択肢があったのか

といったことを、

国の責任で徹底的に研究して、
国民に開示して、学校でも教えて、

「今後の危機にそなえて、
もっとしなやかでしたたかな
日本をつくろう」

みたいなことをやってきたなら、
原発の事故だって、
コロナ禍中のオリンピックだって、
日本人の叡智と一致団結で、
乗り切れると思うのです。

でも、どうも、そういう、
歴史から学んで、
みんなで共有する作業を
やったようには
思えないんですよね。

登山家にとって、
最も難しく重大な決断は、
登頂をあきらめ、下山する決断だと
聞きます。

それは、
始めた以上終わりまでやる
<プロセス型>ではなく、
より大切な目的のために、
複数の選択肢の中から選びとる
<オプション型>の行動です。

自分の人生におきかえてみて、
「やらなきゃ」で最後まで
行ってしまって転んだ経験、

途中でやめてよかった経験など、
ありますか?

もしかして、いま、まさに、
進むか退くかの岐路に立っている
ことはありますか?

何のために、どちらを選びますか?

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®

#459

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