坂本夏子です。
最近、コーチングのクライエントの
方々からよく聞くことばがあります。
自信がない
です。
やりたいけど自信がない。
やれるかどうか自信がない。
といった文脈で使われます。
私自身も、
自信があること・ないこと、
あります。
そこで今日は、
自信って何なのか?
どのようにして、それを高めるのか?
これをテーマにとりあげます。
まず、自信とは何なのか?
自信を因数分解するとコレです↓↓↓
===================
自信 = 自己有能感 + 自己決定感
===================
一つずつ、見てみましょう。
自己有能感 – これは、自分で自分を
有能だと感じることです。
自分で自分のことを、
できるよね
って思うってことです。
次に、
自己決定感 – これは、自分で決めている
と感じることです。
人から言われたからではなく、
自分で決める、ってことです。
今日のランチは何にする、
駅までの経路はどれにする、
といった小さいことから、
学校、職業、結婚相手、住宅、転職、
投資といった、大きなことまで、
決めることはたくさんありますよね。
人から提案があるかもしれませんが、
決めるのは自分、という感覚です。
私がこれをコーチングの師から
学んだのは2012年のことで、
視界が一気に広がりました。
そして、
表面的には成果を出していても、
その人の中に、
自己有能感 + 自己決定感 が
備わっていないと、
どこかの時点で、
うまくいかないことが続くようになり、
「自信がない」状態が起きます。
例えば、
小さいころから優等生だった子供が、
親の敷いたレールで学校を決め、
先生のいいつけをよく守り、
親の勧める会社に入る、
なんてことをしていると、
社会に出てから、仕事ができずに
自信を失うことは、よくあります。
会社に入ったら、
指示をしてもらえるのは最初だけで、
しばらくすると、何でも自分で考え、
自分でやり方も決め、提案することを
求められるわけです。
仕事も人生も、日々、答えを
自分で作っていく旅ですよね。
では、次に
自信を高める王道 に進みます。
さてここで、
自己有能感 + 自己決定感 を
LABプロファイル®パターン
= 言語・脳内・行動パターンでいうと、
何でしょうか?
自分で自分を有能だと思い、
自分で決めるパターンは何でしたか?
という問いです。
そうです。
<内的基準型> です。
成功パターンTop 3の一つでしたね。
自分の中に基準があり、
自分で決めるのが<内的基準型>です。
つまり、自信の本質は
<内的基準型> です。
反対のパターンである
<外的基準型>だと、
自分の外の基準に従いますので、
人から言われて右往左往したり、
人と自分を比べたりして、
それこそ「自信がない」状態が
生まれます。
従って、自信を高める王道は何か?
ズバリ、
^^^^^^^^^^^^
自分の中に基準を持つ
^^^^^^^^^^^^
です。
これがあれば、
その基準に照らして自分の道を選んだり、
自分を向上させていけばいいので、
その人は安定します。
軸がぶれません。
もしあなたが、今、自信がない
状態であるならば、
自信があるとかないとかを、
一旦、横に置いて、
自分の中に基準を作ることに
専念してみてください。
あるいは、
自分の基準で行動することを
自分に許してください。
最初は、誰かに教えてもらったこと、
本に書いてあったこと、など、
<外的基準>に従うことでOKです。
それを実際にやってみて、
あー、たしかにこれはうまくいく
とか
こうやったらうまくいかなかった、
どうしてだろう?
じゃあ、次はココを調整してみよう
といったように、
実検を重ねてみるのです。
それを続けていると、必ず、
「こんな感じでやればOKだな」
と思える時が来ます。
その時が、
あなたが自信を手に入れた時です。
私は自分が得意なことは、すべて、
このやり方で身に着けてきました。
心の底からおススメします。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント