【飛躍のヒント】誕生日はいつですか?

坂本夏子です。

今日は誕生日の話をしますが、
その前に、

前回のメールでご案内した
伊勢雅臣さんのオンラインLive 講座
についての結果をお知らせします。

「皇室が紡いだ救国の歴史」に、
一名限定で無料ご招待する企画の
結果です。

どーんとたくさんご応募いただき…..

とまではいっていませんが、
複数の応募がありました。

あみだくじとサイコロの組み合わせで
厳正なる抽選を行った結果、
一名の当選者を決定いたしました。

ご応募いただいた皆さま、
ありがとうございます。

そして、それぞれ、
ご自身の体験や現状を
語ってくださいました。

例えば、

私の以前のメルマガをきっかけに
伊勢先生のYouTube を
ご覧になった方がいて、

「日本についての知見や理解を深め、
もっと好きになりたい」

「歴史が好きだったのに、
学校教育の偏りから、
日本はアジアに悪いことをした国だ
とばかり思ってしまっていました。

自分で勉強してみると、
日本の良き精神に気づき、
それを周りに語っていくことで、
少しでも今の社会状況を変えたい。」

「皇室、天皇など、なんとなくの
イメージはありますが、よくわかって
いません。学ぶチャンスと思いました。」

興味を持つ人が増えるのは
嬉しいです。

では、今日の本題です。

今日は2月11日。
建国記念の日です。

私は昨年まで、
この日の意味を考えたことがなかく、
単なる「休日」だったのですが、
今年はしっかり考えてみました。

まず、2月11日はどういう日か?

戦後生まれの私は、
(たぶん、あなたも)、
学校では習っていません。

Wikipediaを参考にザックリいうと、

古事記・日本書紀によって
初代の天皇とされている神武天皇が
今の奈良市にあたる場所で
即位した日です。

それは
紀元前660年1月1日(旧暦)だった、
という記述が日本書紀にあるそうです。

旧暦の1月1日をグレゴリオ暦に
換算すると2月11日、というわけです。

明治時代にその日が「紀元節」と
定められ、祝日となりました。

神話を起源として天皇を神格化する日
なんてとんでもない、
ということなのでしょう。

戦後、昭和23年(1948)に、
GHQによって廃止されます。

ですが、
昭和41年(1966)の祝日法の改正により、
国民の祝日に加えられ、
翌1967年2月11日から適用されました。

時の総理大臣は佐藤栄作さんです。

では、神武天皇は本当にいたのか?

(写真はWikipediaより 第一回国勢調査の表紙)

いたとして、
本当に紀元前660年の1月1日に
即位したのか?

といったことは、たくさん議論があります。

私は個人的に、この年末年始、
神話や日本の起源のイロハを
ガーっと学び、

神武天皇は実在した、
もしくはそのモデルになるような
人物がいた、
という説を支持しております。

でも今日は、
それが重要なのではありません。

重要なのは、
国の誕生日があるということです。

いまの日本が、いつ、どのようにして
生まれたのか、という物語が、
この国にある、ということです。

それって、
大事だし、すばらしいことだと
思いませんか?

あなたには誕生日がありますか?

それがいつだか知っていますか?

もちろん、Yes でしょう。

生まれた時のことを、
親や親戚から聞いた度合いは
人によって違うでしょうが、
人には誕生日があり、
そこに至る、家族の歴史があるわけです。

それって大事ですよね。

もし仮に、
自分に誕生日がなかったら、

どのようにして、どこで、
誰から生まれたかが
一切わからなかったら、

あなたはどんな気がするでしょうか?

自信を持って、
人生を歩めますか?

自分の足をしかっと地面につけて
自分を名乗れますか?

アメリカでは、
7月4日の独立記念日は、
最重要の祝日です。

なんといっても、
国ができた日なのだから。

それを考えると、

国ができた歴史が、
古事記・日本書紀という
8世紀の文献にまとめられている日本は
すばらしい国だと、

私は誇りに思います。

国家が、国家の事業として、
国の成り立ちを正式の文書に
書きしるしたのです。

2月11日という、
国の誕生日を復活させた
佐藤栄作氏はよくやった。

政治家としては
力のいる仕事だったと想像します。

とはいえ、
今の法律での2月11日は、
「建国記念の日」であり、
「建国記念日」ではないところから、

「神武天皇に由来する国の誕生日」
ではなく、

「国ができたことに思いをいたす日」
でしかないという
政治的な解釈もあるようです。

でもですよ、
日本人として自分が何を信じるかなんて、
自分で決めればよいわけです。

私は、奈良時代(西暦700年代)の
日本の統治者が、
自分たちの国の物語を書きしるし、
残した書物をありがたく信じます。

昭和20年(1945)の夏までは、
普通に教科書に載っていて
学校で教えられていました。

それが実質的になきものにされ、
学校教育から排除された戦後75年間は、
異常だったわけです。

GHQが去って以降も、
国家が自ら国の歴史を否定し、
隠し、国民の知る権利を奪ったに
等しい行為です。

それまでの日本人が
あたりまえのこととして知っていて、
ずっと受け継いできたことに
私は立ち戻ることにしました。

2月11日 = 国の誕生日です。

(写真はWikipediaより 神武天皇東征図)

だって私は日本人なのだから。

右でも左でもない。
私は日本人です。

国の誕生日について
あなたはどう思いますか?

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®

#474

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