【飛躍のヒント】宿題

坂本夏子です。

昔、学校で、
夏休みの宿題ってありましたか?

たぶん経験ありだと思います。

ちょっと大きめの課題が出され、
2学期の始業式の日に提出、みたいな。

その時、宿題のやり方に3パターン
ありますよね。

1.期限から逆算して、ステップを考え、
計画的に課題をこなすパターン。

2.ギリギリまで手を付けず、
最後の数日にあわててやるパターン。

3. 宿題をやらないパターン。

あなたは、どれでしたか?

私は、自慢じゃないけど#2でした。

で、最近、こんなことがありました。

昨年の末に、とある、スキルアップの
研修に参加したのです。

課題が出され、提出期限は2月xx日。

ただし、やるかやらないかは、
本人が決めてよいのです。

期限内に提出すれば、
先生から個別のフィードバックを
受けられる、というものでした。

先生から直々にアドバイスが
もらえるわけで、とってもお得。

やる!

と決め、
早めの提出日を自分で設定し、
手帳に書き込みました。

自分で決めた期限が来ました。
進捗率、5%。

それから毎日「やることリスト」に
その宿題が載りました。

なのに、目の前の、より緊急な仕事を
優先してしまい、やっと手を付けたのが
最終期限の3日前。

提出したのは、期限時刻の30分前。
しかも、デキは、お粗末。

典型的、ギリギリセーフのパターンでした。

こんなんで出していいの?
と思いつつ、

私にとって初挑戦の作品だったので、
これが今の実力、と開き直って提出しました。

そしていよいよ、先生のフィードバック。

さすが、プロ。

ギリギリに提出した、初級の生徒の
やる気を維持しつつ、

有益なフィードバックを、バンバン、
くださいました。

おかげで、自分のスキルを、
どのように向上させていけばいいか、
方向性が見えました。

最後に振り返りの時間があり、
私は先生にこう言いました。

「宿題、やってよかったです!
やったから、これだけのアドバイスが
いただけたわけですよね。

やってなかったら、
今日のこの時間はなかったわけで。。。」

私にとっては、とにかく宿題をやって、
ステップアップしたという事実が
大きかったです。

もし、やらなかったら、

「やると決めたあの宿題、
やらなかったよね。。。」

という未完了な思いが残ってしまい、
先生のアドバイスも得られず
今後の私のパフォーマンスに、
どこかで影響したはずです。

で、人生には、課題や宿題が
たくさんありますよね。

次々、こなしつつも、

やり残しになっているものや、
問いに対する答えを出していないもの、

など、ありませんか?

私は、10代の頃の未完了を、
50代半ばになって完了させた経験が、
いくつかあります。

瞬時にそこに至ったわけでは
なかったものの、

終わった後は、自分の器が、
その分、大きくなった感覚があり、

安定感や自信が増えました。

宿題を未完了なままで残していると、
私たちの脳は、無意識のうちに、
そのことを処理しようとして、
無駄なエネルギーを使ってしまうそうです。

もしあなたが、未完了な「宿題」を
抱えているなら、、、

片を付けて、次のステージに進むことを
おススメします。

その第一歩は何か?

片をつける、と決めることです。

決めれば道が拓けます。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント