坂本夏子です。
他責 vs 自責 という概念が
ありますよね。
他責というのは、
人のせいにすることです。
何か悪いことが起きると、
あの人のせい、この人のせい、
と言って、他人を責めることです。
この姿勢は、LABプロファイル®
=言語・脳内・行動パターンで
いうと<反映分析型>にあたります。
どつぼパターン Top 3 のうちの
一つなので、危ないパターンです。
どうしてそれが “反映分析” か、
ピンときにくいかもしれませんので、
説明しますね。
<反映分析型>の本質は、
“留まっている” ことです。
他責だと、
他者のことを論じるだけで、
自分はそこに留まり、
主体的な行動をとっていない。
だから “反映分析” なのです。
やってしまうことはありますか?
一方、自責は、相手ではなく
自分にフォーカスして、
自分のあり方や行動をコントロール
することです。
そのマインドでいると、
欲しい結果に対して、
自分は何をすればいいのかが
明らかになり、
行動すればよいので、
結果も早く出ます。
悪いことが起こっても、
自分のあり方や行動を反省し、
改善につなげやく、望む結果を
出しやすいです。
例えば、
相手に○○の行動をとって欲しいなら、
その人がそうしやすいように、
自分から働きかけたり、
環境を整えたり、しますよね。
こちらは、パターンでいうと、
<主体行動型>です。
成功パターン Top 3 のうちの
一つで、おススメです。
で、自責心の強い人が陥りがちなのが、
うまくいかなかったときに、
自分を責めてしまうことです。
ここからが今日の本題です。
“自責” はOKですが、
自分を責めるのはよくないです。
私がこの違いを知ったのは、
ほんの2年前でした。
なんだか、目からウロコでした。
私自身は、できるだけ “自責” で
生きるようにしてきましたが、
「できない自分」を責めてしまう
ことも、結構、ありました。
あなたはどうですか?
パターンでいうと、
「自分を責める」のは
<反映分析型>です。
できない自分を責めるばかりで、
「じゃあ、こうする」という
新しい行動に向かわないからです。
つまり、責める対象が、
他人であれ自分であれ、
責めている間は、
ブレイクスルーしない、
ってことだったのです。
これは大きな学びでした。
では、
自分を責めてしまったとき、
どうするか?
簡単な抜け出し方をお伝えします。
1.「あー、こんなことが起きて、
○○してしまった自分を
責めていたな」
と、認めます。
2.「○○した自分に責任をとり、
そんな自分を許します」
と宣言します。
3.「おしまい」
と言います。
4.「これからは、私は○○します。」
と新しい行動を宣言します。
Before -> After の、
After の行動を、
<主体行動型>のことばで、
をちゃんと入れ込むのが
ポイントです。
以上です。
クライエントさんにやってもらうと、
「おしまい」が人気です。
“自責” が強すぎで、つい、
自分を責めてしまったときは、
やってみてください。
きのう、私は、
一つやらかしてしまいました。
今から、おしまい宣言します。
人生は続きますからね~。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント