【飛躍のヒント】恐怖の切り抜け法

坂本夏子です。

新しいことにチャレンジしている
クライエントがいます。

ご本人は恐怖を感じていて、
それにどうのように対処するかが、
このところのセッションのテーマです。

何のために恐怖という感情を
持ち出しているのか、とか、
過去の恐怖体験の記憶を処置する
といったアプローチは、もちろん、
ありますが、

今日は、私が昔、自分でトライして、
うまくいったベタなアプローチを
ご紹介します。

中学生の頃です。
私が恐怖を感じていたのは、
バレーボール。

体育の授業でやるのですが、
苦手でした。

何がいやって、ボールがいつ、
なんどき、自分に向かってくるか
わからないのです。

そして、急に来られても、
どう対処したらよいのかわからず、
怖いわけです。

中学2年の1学期。

とある土曜日の体育の授業でした。
昔は、土曜日も午前中は授業があり、
その日の最後の授業が、それ。

バレーボールがあり、
クラスでチームに分かれて対戦です。

私がいたチームのキャプテンは、
マサコ(仮名)。バレー部員です。

当然、マサコはバレーがうまい。
私は、といえば、超どんくさくて、
うちのチームは負けました。

すると、直後のミーティングで、
マサコが私を責めたんですね。

「あんたのせいで負けた」みたいに。

悔しくて、泣いてしまいました。

そのまま授業が終わり、私は、
泣きながら家に帰りました。

するとうちの母が、
家の前で言い放ちます。

「泣かされたら、
泣かし返してこんね~!!」

泣いて帰った娘に、
泣かし返して来いという親も
珍しいと思います。

その時の母の心理は、
今の私は、異なる解釈をしていますが、
それはさておき….。

そして1年がたち、
バレーボールが苦手のまま、
私は中学3年生になりました。

体育でまた、バレーです。

今度もクラス内の対抗戦があり、
私のチームのキャプテンは、
再び、バレー部員。

勘弁してくれ~!!

今度は、タカコ(仮名)。

でも、幸いなことに、タカコは、
オモシロくて、愛嬌がありました。

私はここぞとばかりに、
バレーボールへの恐怖を克服する
決意をします。

何をやったか?

練習でタカコの繰り出す、
強烈サーブに、何度も何度も
向かって行ったのです。

下手は下手なりに、
ボールに食らいつきました。
腕は青あざです。

それをしばらくやっていたら、
いつ、なんどき、自分に向かって
くるかわからないボールへの恐怖が、
消えました。

私の記憶はそこまでで、
学んだのはコレです。

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コワい時は飛び込む。
すると慣れる。

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ベタですが、おススメです。

そして、会社員時代の2009年、
最高に恐怖を感じたデキゴトが
ありました。

その時も、
飛び込み戦法で切り抜けました。

ちょっとしんどい話ではあるので、
いつかまた、書きますね。

何かの参考になれば幸いです。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

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