坂本夏子です。
先週の金曜日、人生初、
Facebook でライブを行いました。
イベントの目的は、
前回のメルマガに書いた通り、
ビジネス&人生全般に役立つ
セルフコーチングの術をお伝えする
ことです。
緊急告知:セルフコーチング術
https://sakamotonatsuko.com/self-coaching/
やってみての、本人の感想は、
意外にも
「私は人前でしゃべるのが好き」
ってことでした。
わかっちゃいたけど、やっぱり~、
って感じです。
当日、都合がつかなかった方にも
動画をオープンにしていて、
見た方から、コメントを
いただきました。
====================
FBライブ、聴きながら、
大事なところをメモしています。
コーチングのところで、
夏子さんが、他人は関係ない、
その人が何をしたいか、
とはっきり言っていましたね。
これこれ、私が弱いのは、
と思いました。
人間関係が良い時は仕事もうまくいく、
と思って、実際にそういう時は、
うまくいっていました。
でも、自分がどうのこうのは
あまりかんがえず、
周りに合わせていた気がします。
でも、自分がどうしたいか、
去年おととしから、
考えるようにしています。
====================
以前は周りに合わせていたけど、
今は自分がどうしたいか、
にシフトした……。
いいですね。
「自分がどうしたいか」を軸にするのは、
LABプロファイルパターン
= 言語・脳内・行動パターンでいうと、
<内的基準型>です。
達成パターン Top 3
(旧 成功パターン Top 3)
にも入っている大事なパターン。
反対のパターンは、
他者や外部に左右される
<外的基準型>です。
今日はこれを深堀ります。
人のパターンは
コンテクストによって変わり、
ある場面で<内的基準型>である人が、
別の場面で<外的基準型>である
ことは、普通にあります。
例えば、
新しいことを学んでいる時は、
先生や本に素直に従うのが効果的で、
むしろ<外的基準型>がおススメです。
初心者が<内的基準型>を
持ち出すと我流になってしまい、
身につくものも身につきません。
ただし、その先生を選ぶ時は
自分の目的や基準に基づき、
自分で決める<内的基準型>で
行きましょう。
で、周りに合わせるという行動は、
わかりやすい<外的基準型>です。
わかりにくいけれど、
意外と悪さをするのが、
誰かと競争するという
<外的基準型>です。
競争である以上、他者がいて、
その人があーだから自分はこうとか、
相手より自分が上を行かなくちゃ、
といった意識が働きます。
まさに、
他人が指標になっている
<外的基準型>です。
あとは、
「認められたい・ほめられたい」
「いい人でいたい」
「周囲の期待に応える」も
<外的基準型>です。
すべて、他者からの評価や刺激。
自分の基準で何かを一生懸命やったら
うまくいって、
結果として認められて嬉しい、
というのはOKです。
でも、認知や賞賛を求めたり、
他人の期待に応えることを目的に
行動すると、自分を苦しめます。
「認められようとられまいと、
私はこれをやりたい、だからやる」
がおススメです。
1/24 の日経か朝日かどちらかの
新聞に、柔道の山下泰裕さんの
記事が載っていました。
=============
周囲の期待に応えるためではなく、
自分の夢にチャレンジすることが
大事だ。
1984年のロサンゼルス五輪で、
多くの人が、
『国民の期待に応えて、
山下は足のけがにも負けずに
頑張ってくれた』と思っているが、
私自身の夢への挑戦だった。
結果を考える前に、
力を出し切ることに集中することだ。
=============
一流のアスリートなので
あたりまえですが、さすがの
<内的基準型>です。
二つのパターンは子育てにも
影響します。
子どもを「ほめて育てる」なんて
言いますが、それを続けると、
「ほめられるために何かをする」、
「親が喜んでくれるからそうする」
という<外的基準型>の子どもが
育ちます。
子どもの自立をはばむんですね。
家庭でも学校でも企業でも
自分で考えて自分で決める力を
育てる必要があるわけです。
もし、あなたが、
原因不明の苦しさを抱えたり、
うまくいかないことが続くようなら、
<外的基準型>に陥っていないか、
チェックしてみてください。
本当はどうしたいのですか?
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ
人事コンサルタント