【飛躍のヒント】いじめられて泣いた過去

坂本夏子です。

前回「心愛さんに敬意を表します」
メルマガで、千葉県野田市で起きた
事件ことをお伝えしました。

小学4年生(10歳)
栗原 心愛(みあ)さんが、
父親虐待によって死亡したと
報じられている事件です。

心愛さんが、少女として最大限
主体性と知性を動員して
SOSを発したけれども、
悲しい結末になってしまったです。

メールでお伝えした通り、
私は、今でこそ人に助けを求める作法は、
これだ、と思っています↓↓↓

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1. 助けを求める相手を見極め、
2.主体的に
3.具体的に
4.ダイレクトに

助けを求める。

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でも、昔から、それを知っていた
わけではありません。

今日は、私が、主体性が一番なんだ、
と気づいた、原体験をシェアします。

30代前半、人事部で管理職に
なりたて頃です。

他部署マネージャーから要求に、
私は No と言いました。

すると、しばらくして、大勢人が
いる会議席で、相手がそ件を
突然持ち出し、私を責めました。

悔しくて悔しくて。

場で泣いてしまいました。

会議が終わり、どうしていいか
わからなくて、できごとを、
遠くにいた上司にメールで伝えたです。

(当時は、インターネットもなく、
正確には「メール」ではありません
でしたが、今風にいえば、
メールです。)

一言だけ、返事がありました。

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What do you want me to do?


オレに何をしてほしい?

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ことば、へこみまくっていた
私には、強烈でした。

すごく、突き放された
気がしたから。

打ちめされている部下に対して、
慰めるでもなく、もちろん、
一緒になって怒るでもなく、

オレに何をしてほしい?

と聞くです。

でも想像しました。
上司本心は、こうだっただろうと。

「大変だったな。
何でもしてやるぞ。
だから、何をして欲しいか言え。」

言わないと、手を差し伸べては
くれないけど、言えば手を差し伸べる、
というオファー。

いやなことがあっても、
いやだったと訴えるだけではだめで、
主体性をもって、具体的な助けを
求める必要がある。

部下に徹底して自立を求め、
上で、愛を示してくれている。

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What do you want me to do?

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どんなときも、主体性が大事なんだなあ、
と学んだことばでした。

これって、コーチとクライエント
関係でも同じですね。

コーチは支援者。
行先を決めるも、進むも本人。

コーチがやるのは、
クライエントに気づきをもたらすのと
必要に応じた提案まで。

あくまでも、主体者はクライエントです。

で、その会社でのもめごとは、
後日、解決しました。

上司が東京から、
相手上司上司がアメリカから、
それぞれ広島にやってきた時に、
決着。

上司は、ただ、相手に
問いかけただけ。

ほん数分会話でした。

当時私は、誰かと意見が異なると、
ダイレクトに対立することしか
知らず、

はるかにレベルが上二人
ふるまいは、別世界でしたね。

強烈な、大物会談思い出です。

話は、いつかまた。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

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