昨日の、ハンザの大会の開会式で。
22か国、191人の選手を代表して、
日本の選手による、選手宣誓が
ありました。
そのことばが、ユーモアの
漂う、味のあるいいことば
だったのです。
これです。
==============
宣誓。
私たちは、どんなときも
スポーツマンシップを忘れず、
風が強かろうが弱かろうが、
雨が降ろうがふるまいが、
文句を言わないのと同様に、
この大会を楽しみ、安全・安心な
大会にすることを誓います。
===============
私が、一番気に入ったのは、
風が強かろうが弱かろうが、
雨が降ろうがふるまいが、
のくだりです。
これって、人生そのものですよね。
風が強かろうが弱かろうが、
雨が降ろうがふるまいが、
へこたれようが、転ぼうが、
つべこべ言わずに、
ま、時々は、つべこべ言いながら、
生きる目的に向かって、
やるべきことをやればいいわけで。
それを、ヨットの大会の選手
宣誓で、私より、はるかに若い
若者が言っていたのが、
新鮮でした。
ことばの主は、
セーラビリティ広島 あびの会
代表 佐々木 亮 さん
地元の中国新聞によると、
21歳の大学生。
電動車いすに乗っていて、
人と話す時は、車いすについて
いる、文字盤を触って、
言いたいことを伝えている
ようでした。
選手宣誓の時は、人工的な
音声かな(?)と感じる
音が流れました。
私はとっさにスマホで録音
しようとしましたが、前の晩が、
電気のないヨット泊だったので、
スマホの充電ができず、
バッテリー切れ。
どうしても、彼のことばを
正確に知りたかったので、
今日、本人を会場で見つけた時に、
昨日のことばがすごくよかった
から、文章を見せてもらえる
だろうか、と、突撃リクエスト
したのです。
一緒におられたお母さんが、
亮さんのiPad から、文章を
出してくれて、それを写真に
撮らせてもらいました。
得ること多すぎの大会です。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォメーショナル・
コーチ®