【飛躍のヒント】#45 変えてよい順番、変えてはならない順番

変えていい順番と、変えてはいけない順番の違いは何でしょうか?

18年前のことです。

父方の祖母が亡くなりました。4人の祖父母のうち、最後まで残っていた人でした。

お葬式の時、父が、最前列で、かなり泣いていました。 そのあとで、母が言い放ちました。

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男のくせにピーピー泣いてから。
親が死ぬとは順番たい!!
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うわー、そうきたか。

親が死ぬのは順番。だから、泣くようなことではない。

そう言われてもね。。 私はあなたが死んだら泣くけど。。

でも逆に、その順番が崩れたら、母にとっては一大事なわけです。

実際、彼女は、TVで小さい子供が亡くなったニュースをやってた時、

可愛そうに。
子に死なれたら、親はたまらんばい。

と言っていたことがあります。

自然の摂理の順番。

私は、その順番は守って生きる。

と、思いました。

ものごとには、順番が決まっているものって、たくさん、ありますよね。

その順番をはずして、柔軟にやりたいときもあります。

その時、壊してよい順番と、守るべき順番とを、区別する必要がありそうです。

その違いのポイントはどこにあるのか?

順番が本質的かどうか、でしょう。

ちゃんとやるためには、本質的な順番は、守る。

そうでない順番、例えば、目安と して、「こうするのが一般的ですよ」と示すための順番は、状況に応じ、入れ替えてもいい。

じゃあ、本質的かどうか、を見抜くためにはどうしたらよい のか?

本質の理解を深める。
本質への感度を高める。

それをどうやるか?

直球 -> 本質事例を研究する。 本質を実践する、と意識して行動する。

カーブ ->小さな勇み足を踏んでみて、あっ、やってしまった、経験を積み、境界線を知る (よくやります)

両方必要ですかね。

順番を壊して、うまく行った経験、 あちゃー、の経験、ありますか?

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坂本 夏子