ことし、女子、フィギュア
スケートでシニアデビューした
紀平 梨花 選手。
すごい活躍ですね。
グランプリシリーズで、
2回続けて優勝。
シニアとしてのデビュー戦で
優勝すること自体、あの、
浅田真央さん、荒川静香さん、
宮原知子さんも、なしえなかった
快挙なのに、
2回連続やってのけたのは、
かなりの、大物です。
伊藤みどりさん ->
浅田真央さん と続く、日本女子の、
トリプルアクセルの系譜を
引きついでいるのは、ファン
としては、嬉しい限りです。
その、紀平選手のことばを、
二回にわけて、取り上げます。
今日は、11/10の、グランプリ
シリーズ第4戦(NHK杯)の
時のことばです。
新聞によれば、朝の公式練習で、
トリプルアクセルを入念に確認し、
踏切がうまくいかなければ、
============
わざと(回転)を止め、
失敗した
============
とのこと。
嫌なイメージを残さないように、
主体的に失敗したそうです。
失敗することを、選んでやって
いるわけで、さすがです。
あなたは、いやなことを、つい、
避けようとして、失敗したことは
ありますか?
そして、あー、ダメだった、
と落ち込んでしまったこと。
私はあります。
そういうときは、主体的に失敗
する、という方策があります。
失敗の練習をたくさんやるのです。
すると、行動量が増え、
失敗が怖くなくなり、
ときどき、成功してしまうことが
起き、
あれっ、成功しちゃった!
となり、
そのうち、
失敗も成功も、自由自在?!
という境地に達します。
セールスのトレーニングで、
「30回断られる」なんてことも
やります。
2-3回断られたくらいでは、
「断られ方が足りない!」
というわけです。
紀平選手が、そういうふうに
捉えて、わざと失敗する練習を、
やったかどうかは、定かでは
ありませんが、
主体的に失敗する戦略 —
たくさん行動して飛躍するには、
おススメです。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル・
コーチ®