坂本夏子です。
Go To トラベルが、
一旦中止しますね。
私はあの企画、なんとなく、
小バカにしていました。
ところが
10月の末に母に誘われ、
母の友人と私の友人も加わり、
一泊で大分県の九重の温泉に
行ったのです。
すっかり楽しみ、
しかもお得なお値段。
Go To 意外といいじゃん、
とコロっと転びました。
ホテルの近くには、
お散歩コースがあって、
久しぶりに山道を歩きました。
そこに、
筑後川(ちくごがわ)の源流の一つ、
という小さな川が流れていました。
筑後川は、九州北部を東から西に流れ、
有明海に注ぐ、九州の大河です。
私の中には、
筑後川は福岡県の川というイメージが
あったので、
源流の一つが大分県にあると知り
意外でした。
しかも火山活動が盛んな地域なので、
川も”温泉”。
なんでも、
もとをたどるとおもしろいですね。
その頃すでに、
日本の源流をたどることに
ハマっていたので、
今年は「川を上る」年だなと、
納得した次第です。
じゃあ、自分の源流は何なのか?
それが今日の本題です。
しかも、
簡単な源流のたどり方を
数年前に偶然、見つけました。
結論はこれです↓↓↓
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曾祖父、曾祖母のことを知る
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ひいおじいちゃん、
ひいおばあちゃんです。
そこに気づいたきっかけがあり、、、
私は四人の祖父母が健在なうちに
子供時代を過ごしたので、
彼らのことは直接知っています。
ところが、
曾祖父母のことはほとんど知りません。
特に父方については、まったく、
何も知りませんでした。
興味を持ったこともなし。
なのですが、
数年前、父から偶然、彼の父方の
祖父の話を聞いたんですね。
私のひいおじいちゃんです。
名前と職業を知りました。
歌人でした。
短歌を詠む人です。
ネット検索で名前を打ち込んでみたら、
九州のとある学校の
校歌の作詞者がヒットしました。
その学校の場所と年代から、
父曰く、
「間違いない。うちのじいさん」
ちょうど私が自分のことを
「ことば屋」と名乗り出した頃でした。
なぜ「ことば屋」なのかというと、
私にとって”楽しい” と “嬉しい” が
重なる領域が、ことばだったからです。
私のコーチングの師匠だった
谷口貴彦さんが、
「”楽しい” と “嬉しい” が重なる領域で、
人は一番輝く」と言っていたのです。
父と彼の父も、
ことばを使って理屈をこねる仕事を
していたので、
系統としては似てるよね、
くらいには感じていました。
ところが、
曾祖父がド直球のことば仕事を
していたと知り、
「あー、私はことば屋だ」と
確信しました。
それまで、
名前にすら興味のなかった
ひいおじいちゃんが、
突然、生きた人として、
私の人生に現れた瞬間でした。
何百年もの家系図がなくても、
ひいおじいちゃん、
ひいおばあちゃんのことを知るだけで、
自分の根っこにたどりつく、と
気づいてオモシロかったです。
意外な盲点だったなとも思いました。
ご先祖さまの話や、
お墓参りをよくする家だったら、
そんなこと、とっくの昔に
知っていたかもしれませんが、
うちはそうではありませんでした。
あなたはどうですか?
もしひいおじいちゃん、
ひいおばあちゃんのことを
まだ知らなかったら、
親や親戚に尋ねてみると、
意外な発見があるかもしれません。
源流にとらわれて、
それが制約になってはいけませんが、
自分の土台として役に立つのなら、
役立たせましょう。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
#467