坂本夏子です。
今日は、昨日の続きです。
昨日は、私のコーチングを受けている
モエさん(仮名)が、
役に立たない信じ込み(心のバグ)を
手放し、自分という器を、どんどん、
大きくしつつあるお話をしました。
難航していたプロジェクトも、
逆転満塁ホームランで終わり、
いよいよ、
モエさんの生きる目的を明らかにしよう!
という段階になって、
家を片付けられない、という新たな
お悩みが出てきたところまで
お伝えしていました。
状況をうかがったところ、
シリアスかつ緊急度の高い課題だと、
私も認識しました。
そのあと、どう進めたか?
これが今日のテーマです。
まず、片付けの目的を明らかにしました。
すべての行動は目的ありきですからね。
部屋がスッキリしていると
気持ちがいいから、
とか、
片付いていないと、どこに何があるか
わからずに、いつも探し物をしていて、
その時間がもったいないから、
とか、
部屋の状態 = 自分の脳内の状態。
散らかった部屋を見るたびに、
自己嫌悪に陥ってしまうので、
整理して、脳のパフォーマンスを
上げたい
あたりが、片付けの目的としては
一般的です。
が、、、、
その程度では、目的としては不十分、
あるいは不適切です。
脳を本気にさせるには、
もっと上位で、壮大で、かつ、
成功パターンのことばを使って、
目的をセットする必要があります。
たとえるならば、こんな感じで
目的を明らかにしていきます。
東京駅からタクシーに乗ったとして、
お客さん、どちらまで?
銀座のxxまで。
何の目的で銀座のxxまで?
友人と食事をするため。
何の目的で、お友達とお食事を?
おいしい食事とワインで
楽しいひと時を過ごすため。
それは何の目的で?
この会話を、タクシーの運転手が
お客さん相手にほんとにやったら、
お客さんはブチ切れるでしょうが、
コーチはそれをやってナンボの世界。
その問いかけを続けたら
モエさんから、
生きる目的か?!
とおぼしき概念が出てきました。
おー! 出た~!!
そして、その概念を、ご本人にとって
最もしっくりすることばに、
一緒に落とし込んでいきました。
それを、仮決めの生きる目的として、
プロジェクトがスタートです。
これはもはや「片付け」ではなく、
モエさんの生きる目的を達成する
ための、
ベースキャンプを作るプロジェクト
なのです。
その後も、いろいろな問答を繰り返し、
一緒に戦略とプランを作り、
本人の「やれそう」「やる」という
確信度合いを高めていきました。
最後の方で、
「モノを捨てることへの罪悪感」も
あぶりだされましたので、それは、
次回、対処の予定です。
で、予定していた第一ステップを
終えたモエさんから報告が届きました。
ご本人のご了解のもとに、
シェアします。
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今日は、弟に子供が誕生し、
母と半日、居心地良く過ごし、
髪を切ってサッパリして、
苦手だった片付けにも取り組み
始めた、スタートの日となりました。
甥っ子の成長とともに、私もどんどん
成長する気がします。
片付けは、長いマラソンに
なるけれど、ゴールした時の快感が
手に取るように見えてる。
こんな感覚になれたのは、
初めてなので、嬉しい!
背中をドンと押してくれた夏子さんに
感謝しています。
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この事例からわかるのは、
「片付け」という長年の課題に
取り組むとモエさんが決めたことで、
逆に、彼女の「生きる目的」が
見えてきたということです。
一石二鳥の展開が起こっていますね。
あなたにも、長年の課題があるかも
しれません。
このあたりで片を付ける、
と決めてみませんか?
人生が飛躍しますよ。
なお「生きる目的」の重要性について、
昨年の夏に、一度、書いていました。
その頃、まだ、このメルマガを
読んでいなかった方もおられます。
ご興味があれば、どうぞ↓↓↓
「鳥肌が立ちました」
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント