坂本夏子です。
今日は前回の続きです。
前回の
「相手に合わせた次にやるべきこと」では、
LABプロファイル®という
相手にすーっと届くことばの選び方術を
身に着けた私が、
しばらくすると新しい壁にぶつかった
お話をしました。
相手の変化が長続きしない、
という現象です。
当時の私が、会社で最も悩んでいたのは、
「社員満足度調査」の結果でした。
年一回、社員が会社でどのくらい
満足しているのかを、
全社員にアンケートをとって、
測るのです。
満足度の数字がズバっと出て、
その結果をチーム全体で振り返り、
改善の余地があれば、みんなで
話し合って改善をしていくという
「職場の向上」プロジェクトですね。
私の人事チームは、その満足度の
点数が、長年、100点満点中、
40点台で低迷していました。
2012年にやっと上がって、51点。
またか~
毎年、みんなで熱心に話し合い、
改善活動して、
私自身も、自分の立場でやれることは、
率先して全部やって、それでも、
点数は上がらず。
その調査、OKとされている
ラインが60点。
日本の中の他部門や、
同じ人事部のよその国では、
60、70、80、90あるわけです。
しかも調査の元締めは人事部。
他部門に指示を出す立場でもあり、
カッコ悪いのなんのって。
私の上司からは、
なんで日本の人事だけこんなに
低いんだ?!
早くなんとかしろ、何をするんだ?!
って、チクチク言われ続けます。
でね、上司としての当時の私は
というと、、、
そこそこ、まともだった自信は
ありました。
昔は、2年間、ブラック上司を
やっていて、
自分で「暗黒のトンネル」に
入り込んだ時期も経験しましたが、
その頃はすっかりまともになって
いました。
以前メルマガに書いた、
「パワハラ&うつの危機」を
乗り切ったあとでもあったので、
周囲の人への感謝は、
うんと増えていました。
さらに、人事という、
「組織と個人のパフォーマンスを
高める」仕組み作りの元締め部門の長、
という自覚もありますので、
一人の上司として、それなりに、
ホワイトだった自信はあったのです。
メンバーは、仕事はちゃんとやっていて、
パフォーマンスもお客様の評価も
年々高まり、十分、合格ラインの
チームでした。
うちぐらい、言いたいことを
何でも言えるチームって
ないんじゃないの?
なのに、なんで、うちだけ、
社員満足度の数字が、
こんなに低いのか?
うちのメンバーは、なぜ、
アンケートの質問に、
No、No、と答え続けるのか?
悩みのドツボでした。
すると、人生はうまくできています。
「コーチング」を仕事にしている友人が、
なっちゃん、私のコーチングを
受けてみない?
と声をかけてくれたのです。
で、どうしたか?
続きはあした。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント