【飛躍のヒント】違うけど似ている宝物

坂本夏子です。

昨日から、
異なるものを組み合わせることで、
新しいものを生み出す話

しています。

こんな話でした。

バニラアイスクリームの日本酒かけ

羽生善治さんの、
ジャンルの違う人と
積極的につきあう話

中医学とLABプロファイル®が
似ていると発見した
私の体験・その1

続けます。

私が、
患者として中医学にかかわる中で
つかんだ原理はこれでした。

中医学では、人の心身を
こんな要素(切り口)から
見つめます↓↓↓

陰・陽

気・血・津(水)

心・肺・脾・肝・腎

そして、
それらの機能や相互作用、
バランスがどうなっているかを
観察します。

次に、
“要素がどういう状態であること” が、
不調を生んでいるのかの
原因を特定します。

そこに、
薬(=植物、動物、鉱物)を
介入させることで、
バランスを向上させます。

結果を振り返り、
調整を繰り返します。

こんなステップです。

(患者の立場からみた、
実感原理です。)

では、
LABプロファイル®は、というと、、、

たくさんあるLABプロファイル®の
使い方のうち、
“人や自分の行動に変化をもたらす”
コーチングにフォーカスすると、

原理はこれです。

着目する要素を “カテゴリー” と呼び、
こんなものがあります。

判断基準
= 自分の基準に従うのか、
他者の基準に従うのか

主体性
= 行動するのか、考えるのか

方向性
= ゴールを意識するのか、
問題を意識するのか

選択理由
= 選択肢を求めるのか、
所定の手順に従うのか

スコープ
= 大きく見るのか、小さく見るのか

連携
= 一人でやるのか、人と関わるのか、
人と関わる場合、役割分担をするのか、
みんなで一緒にやるのか

など。

全部で14あります。

それぞれの要素(カテゴリー)には、
主に二つ、最大で四つのパターン
あります。

相手が不調を訴える場合、
どのカテゴリーのどのパターンが
悪さをしているのか、
という原因を特定します。

そのパターンをやめ、
逆のパターンを入れ込めば、
変化が起きます。

単純です。

そのために、コーチが相手に
投げかける、ことばのパターンを
少しずつズラしていったり、

他の “介入” を行い、
変化に導いていきます。

まとめると、

着目する要素が決まっている。

相手を観察する。

不調の原因である
パターンを特定する。

バランス向上のために介入する。

結果を振り返り、調整する。

というステップです。

なんだ、中医学と同じ!

と気づきました。

私の中の
中医学とLABプロファイル®という
二つの異なるものが、
ドッキングして、

私のオリジナルな
発想が生まれた瞬間でした。

特に、中医学の

上げる、下げる
固める、発散させる
流れる、とどまる
弱める、強める
温める、冷やす

のような、
シンプルな動作のイメージが
人の状態を理解したり
解決策を提案するのに
役にたっています。

どうみても、
病の経験は今の私を作ってますね。

で、ここまでは
私に起こったデキゴトです。

あなたや、周りの方への
おススメを書きますね。

何かうまくいかないことが続く時、
たいてい、

考えたり不安に思うばかりで
行動していない
<反映分析型>

ゴールや目的ではなく、
問題にとらわれている
<問題回避型>

自分ではなく、
他者や外部の基準に従っている
<外的基準型>

のすべて、
もしくは二つのパターンを
発動していることが多いです。

私が名付けた、
「どつぼパターン Top 3」です。

それをいきなり、逆の
「成功パターン Top 3」に
変えようとすると難しいので、

以下のような
”介入” (セルフコーチング)
オススメします。

ステップ1

自分が好きなこと、得意なこと、
あるいは、過去、うまくいった
成功体験(ポジティブ事例)を
思い出します。

ステップ2

その時と今とを比べてみて、
似ている点、異なる点を明らかに
します。

ステップ3

ポジティブ事例における自分を、
今の自分にスライドするとしたら、
何が可能か?

と問いかけます。

ステップ4

何かに気づいたら、片っ端から
<主体行動型>で実行します。

それでも変化が起きなかったら、
お知らせください。

原因は他にあるか、
介入の仕方を変えるのか。

手はたくさんあります。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント