坂本夏子です。
ちょっと凹むミスをしてしまいました。
きのうのメルマガで、
自分の源流をさかのぼる話を
したのです。
私のコーチングの師匠が言った
ことばとして、
「”好き” と “楽しい” が重なる領域で、
人は一番輝く」と書いていました。
肝心の単語が、
一つ違っていました >< ><
気を取り直して訂正します。
”楽しい” と ”嬉しい” です。
「楽しい」と「嬉しい」は、
LABプロファイル®=
言語・脳内パターンが違い、
似て否なるものとして
私の脳内にセットで
保存されているのですが….。
大変失礼しました。
訂正した全文はコチラです。
師匠の名前も書いております↓↓↓
「ひいおじいちゃん」
そして、
読者からコメントが届きました。
Hさん
===============
以前、終活のセミナーに
お付き合いで参加した時、
3代前に遡り家系図を作成するように
言われました。
なんの必要がある?
と思ってましたが、
こういうふうに繋がるのですね。
===============
終活のセミナーでも家系図を
扱ったのですね。
私は終活の専門家ではありませんが、
終活の本質は、
理想の終わりをイメージしながら
これまでに感謝し
これからの人生をいかに生きるかだと
とらえています。
ひいおじいちゃん、
ひいおばあちゃんまで遡るのは、
納得ですね。
せっかくなので、
「楽しい」と「嬉しい」の
パターンの違いを、
今日のテーマにします。
どちらも体験についての
ポジティブな気持ちですよね。
違いはどこにあると思いますか?
ヒントは、場所です。
.
.
.
.
答えは、
ーーーーーーーーーーーー
楽しい:
自分の中の体験
嬉しい:
自分と他者との関係の中の体験
ーーーーーーーーーーーー
例えば、私が昨日書いていた、
Go To トラベルで
4人で温泉にいった体験であれば、
楽しい:
旅行そのものが楽しかった。
嬉しい:
誘った友人も楽しんでいたので、
嬉しかった。
「ことば」が、
私にとって「楽しい」と「嬉しい」の
重なる領域=私が輝く領域だと
気づいたときは、こんな感じでした。
楽しい:
ことばを知ったり、学んだり、
語ったり、パターンを解き明かしたり、
ことばを使ってコーチングするのが、
そもそも楽しい。
嬉しい:
日本語を英語に訳す場面で、
訳せないことばに出くわし、
独創的な訳をして、
概念が相手に伝わったり、
「あなたの英語にはあなたの
人格が表れている」と言われた時は、
嬉しかった。
というわけで、
「楽しい」は自己完結の感情
「嬉しい」は他者が関与する感情
なのです。
これをパターンでいうと、
「楽しい」は、
自分でわかる<内的基準型>。
「嬉しい」は、
他者の反応を直接受け取る
<外的基準型>。
明確に違います。
でも面白いことに、
人が輝くためには、
両方のパターンが必要なんですね。
なにせパターンは
人間の潜在意識のそのまた奥の、
「メタ無意識」のカタチなので、
人類に普遍かつ必要なもの。
メインで使うとよいパターンは
あるものの、究極的には、
目的と状況に応じ、
全部使って使い倒せばいいと
思います。
ただし、順番が大事です。
「楽しい」が先で、「嬉しい」は後です。
自分はこれをやりたいんだ、
だからやるんだ、
やってると楽しいんだ、
人がどう思おうと関係ないんだ、
これが自分のやるべきことなんだ、
という
自分の価値観に基づく
<内的基準型>で進むのが先。
結果として、人の心が動き、
人が喜んだり感謝してくれて、
嬉しがる<外的基準型>は後。
順番が逆になると、
人が喜んでくれるのを目的にして
何かをやることになってしまいます。
最初のうちはいいかもしれませんが、
しばらくすると、
人が喜ばない=自分はダメ
という自己認識を持ったり、
喜んだり感謝しない相手に対して
怒りを抱いたりしてしまいます。
自分の喜びは
他人から与えられるべきもの、
という依存をも生みます。
なので、そこは要注意です。
(利他心が悪いと
言っているのではありません。
利他は素晴らしいし大事ですが、
その心の裏側に、
「私には価値がない」
「私には居場所がない」
「私はダメな子」
といった
思いこみ=前提があり、
だから
「人のためになることをやって
認められたい・認められなきゃ」
という意図があると、
危険だと申し上げています。
なぜならば、
人のためによいことをやればやるほど
自己否定の意識が強化され、
いずれ、その前提に合うように
いやなデキゴトを
自分が引き起こしてしまうからです。)
あと、割合も大事です。
適切なのは、
<内的基準型>9割、
<外的基準型>1割、
くらいでしょうか。
こうやって、
師匠から受けた啓発を
自分のことばであなたに伝えて
バトンをつなぐために、
私はきのうミスをしたのでしょう。
あなたにとって、
「楽しい」と「嬉しい」が
重なる領域はどこですか?
ぜひそこで、ステキな人生を!
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
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