【飛躍のヒント】ありがとうの上を行く基準

坂本夏子です。

初めての方と、今日、お会いしました。

ステキな話を聞いて、
心にしみたので、それをシェアします。

その方のお仕事は保険会社の
ライフプランナー。いわゆる、
保険の営業職ですね。

で、初対面で仕事関係の方だと、
お相手を知るために、
私はついこの質問をしてしまいます。

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いい仕事ができたって
どのようにしてわかりますか?

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これはLABプロファイル®の
基本の質問の一つです。

相手が仕事で<内的基準型>か、
<外的基準型>かを見極める
質問なのです。

なぜ見極める必要が
あるのかというと、、、、

相手のパターンによって、
私はことばを変える必要があるからです。

仕事の基準が自分の中にあって、
自分で考え自分で判断する
<内的基準型>なのか、

基準が自分の中にはなく、
外部の情報、指示、データを求める
<外的基準型>なのかで、

私が使うべきことばは違ってきます。

スムーズにコミュニケーションを
とるためには大事なポイントです。

その方の答えはこうでした。

==============

お客様同士が、
互いをたたえ合うのを見た時

==============

これがその方の基準なのです。
すばらしい<内的基準型>です。

そして、
その意味を説明してくださいました。

営業職として、もちろん、
ご成約いただくのは大事だし、
お客様から

「ありがとう」
「あなたのおかげ」

と言ってもらえるのは嬉しい、と。

でも、そこでとどまっていては
レベルが低いとのことでした。

例えば、ご夫婦がお客様の場合、
本当にいい仕事を自分がした時は、
夫と妻の間に深い対話が生まれる
のだそうです。

その結果、

妻が夫のことを

「こんなにまで家族のことを
考えてくれてたんだ」

と気づいて夫に感謝したり、

互いに
「いい保険に入ってよかったね。
これで安心だね」

という会話が生まれたり
するのだそうです。

それをその方は、

お客様同士が、
互いをたたえ合うのを見た時

と表現されたのでした。

私はそれを聞いて、

その方の仕事は、

夫婦が深く対話し、
互いの価値観をすり合わせたり、
どんな未来にしたいのかシェアした上で、

一緒に納得して一緒に決める
舞台を演出することなんだろうな、

とイメージしました。

初対面なのに、会って10分くらいで、
こんな深い話を聞かせていただき、
幸せでした。

というわけで、
同じ質問を差し上げます。

あなたは、いい仕事ができたって
どのようにしてわかりますか?

自分の中に基準はありますか?

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント