【飛躍のヒント】意識レベルを高める方法

坂本夏子です。

「意識レベル」について、
おとといからお伝えしています。

どんな脳内世界に住んでいますか?

意識レベルを意識する

私たちの人生に計り知れない
影響を及ぼす、無意識の世界の
話でしたね。

読者さんからコメントが届きました。

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夏子さん、17段階のレベル、
めっちゃめちゃ興味深い!です。

いま私はどこだ?
相手はどのレベルのあたりだろう?

と考えると、
なにかと冷静に対処できそうな
気がします。

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ですね~。

提唱者の
デヴィッド・R・ホーキンズ博士の
ことばによると

意識レベル =
人の行動を決める隠された要因

なので、

人間関係を決めるカギも
潜んでいますし、

人生を悪循環で過ごすのか、
好循環で過ごすのかも
決まってきます。

おさらいすると、これでした↓↓↓

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意識レベル

1. 悟り

2. 平和

3. 喜び

4. 愛

5. 理性

6. 受容

7. 意欲

8. 中立

9. 勇気

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10.プライド

11.怒り

12.欲望

13.恐怖

14.悲しみ

15.無感動

16.罪悪感

17.恥

ポイント:

上にいくほど、エネルギーが高く、
やることの結果も
周囲との関係性も
自分の幸せ感も向上する。

10番の ”プライド” 以下だと、
“フォース” といって、
”達成を阻害する力” が働くのに対し、

9番の “勇気” 以上だと、
”パワー” といって、
”達成を促進する力” が働く。

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それぞれのレベルが
具体的にどのようなものなのかを、
昨日のメルマガに書きましたので、
まだ読まれてない場合、
読んでいただくと、
今日のステップへスムースに進めます。

今日のテーマは、

【意識レベルの高め方】 です。

いろいろありますが、
最もシンプルな方法はこれです。

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1.現在のレベルを把握する。

2.目標とするレベルを決める。

3.ありがちなネガティブな
デキゴトを想定する。

4.そのデキゴトが起こった場合、
目標レベルに達している自分なら、
どのような反応をしそうか?
を考える。
(感情及び行動)

5.そのデキゴトが起こったら、
それを実行する。

6.それを繰り返す。

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例えば、

現在、あなたが”恥” や “罪悪感” の
レベルにいるとします。
(ステップ1)

おそらく、
自分を責めてしまうことが
多いのではないのでしょうか。

自分が悪いから相手がxxなんだ、
みんなに迷惑をかけるんだ、
そんな私はいる価値がない、

のように。

そしてそれが、あなたの日常に
なっている。

そこから抜けだすために、
まずは ”怒り” のレベルを
目標にします。
(ステップ2)

そして、よくあるネガティブな
デキゴトを思い起こします。
(ステップ3)

「xxさんが私に○○と言う」

のようなことかもしれません。

次に、
そのデキゴトが今度、起こったときに、

怒りのレベルにいる自分だったら、
どう感じ、どんな行動をするだろうか?
をシュミレーションします。

「冗談じゃない!」と感じ、
それを相手に口で言い、
怒りを相手にぶつける

ということかもしれませんね。
(ステップ4)

そして、実際にそのデキゴトが
起こったら、

「冗談じゃない!」とつぶやき
相手に言いたいことを
ストレートにぶつけます。
(ステップ5)

それを何度か繰り返すことで、
自分を怒りのレベルに
住み慣らすのです。
(ステップ6)

怒りは決して悪いことでは
ありません。

自分を封じ込め、責め続けるより、
健全です。

もう一例。

あなたは今、8番の ”中立” の
レベルにいるとします。

中立なので、あなたは、
ニュートラルでフラットです。

柔軟で、他者や何かを批判することは
ありません。

何かよくないことが起こっても、
AがダメならBがあるさ、
のように考えて、自分の幸せを
維持しています。

ホーキンズ博士はこれを、
「内なる自信のはじまり」
表現しています。

そんなあなたは、目標レベルを
どこに置きますか?

“受容” にしましょうか。

中立のレベルにいるあなたにとって、
典型的ないやなデキゴトとして、
プロジェクトが失敗する、とか、
目標が未達で終わる、

といったことがあるかもしれません。

そんなとき、”受容” のレベルに
いるあなたは、何を思い、
何をするでしょうか?

それを想像してください。

受容ですから、そのデキゴトを
あるがままに受けとめます。

あ~、まず、Aが起こって、
次にBが起こって、そして
Cになったな、と。

そりゃあ、そうなるよね、と。

あわてることもなく、怒ることもなく。

そのデキゴトに他者が絡んでいれば、
相手のことも自分のことも、
OKと認め、デキゴトを
おしまいにします。

そして、
そこからの浮上の具体策を
多角的な観点から探り出し、
実行します。

そうやって、長期的な視点で
状況の改善を図っていきます。

そんな感じですね。

”このサプリメントを飲めば
三日で、簡単に、健康になります”

のような
マジックソリューションでは
ありません。

仕事や人生全般を、自分の力で、
本質的な好循環にもって行くためには、
おススメの方法です。

私がやっている
トランスフォーメショナルコーチングでは、
意識レベルを指標に使い、
ご本人の “脳内世界” と結果に
変化をもたらすお手伝いをします。

最後に、意識レベルとは
直接関係ないのですが、
私は以前、

”怒る” を想定していたおかげで、
実際にそれをやって、
いい結果を得たことがあります。

昨年の秋に書いていました。
よろしければお読みください。

怒る一流、怒れない二流

火災訓練と同じで、
事前に想定しておくと、
いざという時、あなたを助けます。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント